今日のみ言葉【No.769】(2014年 2月22日)

あなたがたは彼らを恐れてはならない。
(ネヘミヤ記4:14)

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ペルシャ王アルタシャスタの下での恵まれた生活を捨て、エルサレムに帰還したネヘミヤらは、荒廃した城壁再建のために勤しみ働きました。

ところが、神の御心を進めようとすると悪魔は必ず邪魔をします。

ネヘミヤ記第4章では、ホロニ人サンバラテらが工事を中止させようとしました。

アンモン人の奴隷トビヤなどは

「彼らの築いている城壁は、きつね一匹が上ってもくずれるであろう」
(ネヘミヤ記4:3)

と嘲笑しています。

このような外部からの圧力に影響され、同胞のイスラエル人から、

「荷を負う者の力は衰え、そのうえ、灰土がおびただしいので、われわれは城壁を築くことができない」
(ネヘミヤ記4:10)

「彼らはその住んでいるすべての所からわれわれに攻め上るでしょう」
(ネヘミヤ記4:12)

と不安の声が上がりました。

外からの圧力、内側の混乱。

このような状況にネヘミヤはどのように対処したのでしょう?

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彼は、

「あなたがたは彼らを恐れてはならない」
(ネヘミヤ記4:14)

と民を励ましました。

そして、

「大いなる恐るべき主を覚え、あなたがたの兄弟、むすこ、娘、妻および家のために戦いなさい」

と続け、本当に恐れるべき存在は神なのだということを強調しました。

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旧約聖書の箴言では

「人を恐れると、わなに陥る、主に信頼する者は安らかである。」
(箴言29:25)

とあります。

新約聖書ではこのように語られています。

「また、からだを殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のあるかたを恐れなさい。」
(マタイ10:28)

人を恐れることに

「さようなら」

と言い、

「本当に神様は恐いんだ」

と考え始めると、真に歩むべき道が見え出し、人生が開けていきます。

「主を恐れることは知識のはじめである」
(箴言1:7)

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ストレス満載の時は、そのストレスの元となるものは自分が勝手に作り出した恐れであることに気づきましょう。

本当に恐れるべき存在は神以外ありません。

その神に信頼を置く一日として参りましょう。

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