今日のみ言葉【No.3621】(2025年 4月24日)「愛の怒り」
そこで、主はモーセにむかって怒りを発して言われた、
(出エジプト記4:14)
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ミニマリストと呼ばれる人たちがいます。
必要最小限の物だけで生活し、自分にとって何が本当に大切なのかを見つめ直し、よりシンプルで豊かな生き方を目指す方々です。
このような人に、
「もっと物を増やして生活を豊かにしたらどうですか」
と勧めてもムダです。
強い信念を持っているからです。
一方、モーセが神の励ましを拒んだのは、強い信念からではなく、過去の失敗体験によって自信を失っていたからでした。
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モーセは、神から手厚い配慮と励ましを受け、さらに具体的な対策まで教えられていました。
にもかかわらず、彼はそのすべてをことごとく拒否します。
そして、最終的には、理由にならない理由で断ろうとしました。
「ああ、主よ、どうか、ほかの適当な人をおつかわしください」
(出エジプト記4:13)
この時点で、ついに神はこう言われます。
「そこで、主はモーセにむかって怒りを発して言われた」
(出エジプト記4:14)
ただし、この「怒り」は、私たち人間が感情的になるような怒りとは異なります。
「神様だって、モーセの煮え切らない態度を好ましく思っておらず、不満を抱えていたが、我慢に我慢を重ね、とうとう最後に怒りが爆発したのだね」
というように、神を人間的レベルまで落として解釈をしてはいけません。
神は愛ゆえに怒られるのです。
その証拠に、神はモーセを助ける人を備えておられたのです。
「あなたの兄弟レビびとアロンがいるではないか。わたしは彼が言葉にすぐれているのを知っている」
(出エジプト記4:14)
モーセの兄アロンがエジプトにいたのです。
そして、彼は、モーセの口下手を補って余りあるほどの雄弁者でした。
神の働きを担おうとする時、私たちはしばしば自分の限界にぶつかり、行き詰まりを感じることがあります。
しかし、そのような時にこそ、神は私たちにふさわしい「アロン」を備えていてくださるのです。
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神は、時に怒ってまでも、私たちを愛そうとされるお方です。
その怒りの背後には、すでに用意された「アロン」という恵みの備えがあります。
神の愛をのみ受け取る信仰生活を送っていきましょう。
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