今日のみ言葉【No.767】(2014年 2月20日)
王はわたしにむかって、「それでは、あなたは何を願うのか」と言われたので、わたしは天の神に祈って、
(ネヘミヤ記2:4)
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2013年の流行語大賞の一つに選ばれた
「今でしょ!」
元々は予備校の授業の中で、
「いつ勉強するの?今でしょ!」
というシーンから生まれ、これに目をつけたトヨタがCMで採用してから爆発的にヒットしました。
勉強に関して「今でしょ!」と言われると、かなりの抵抗とプレッシャーを感じますが、一転これが食べ物のことに関してだとガラッと変わります。
「いつ食べるの?今でしょ!」
何だか無抵抗にペロリと食べてしまいそうです。
そして食べた後で後悔するのは私だけではないことでしょう。
自分のしたいことをいきなり始める前に、ワンステップ置く必要があることを痛感します。
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ネヘミヤは知的で理性的な人であったようです。
その彼がアルタシャスタ王から
「あなたは病気でもないのにどうして悲しげな顔をしているのか。何か心に悲しみをもっているにちがいない」
と言われたのですから、エルサレムの荒廃の知らせは相当な重荷となって彼の心を捕えたのです。
そこに王の
「あなたは何を願うのか」
という言葉が投げかけられました。
エルサレムの城壁再建のため、王というこの世の最高権威の力を借りられる絶好のチャンスなのではないでしょうか?
「はい、実は…!」
と、この機を逃さずに願える限り願ってしまおうと、私なら焦ってまくし立てるところだと思います。
しかし、ネヘミヤがまずしたことは、
「天の神に祈って」
でした。
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行動してから祈るのではなく、祈ってから行動するのです。
自分のしたいことを始めてから
「神様、このことを祝福して下さい」
と祈りを後付けにする人はいませんか?
行動の前に祈ることが必要です。
好条件がポンと目の前に差し出されても、
「果たしてこれは御心か?」
と吟味し、無条件に飛びつかないことです。
ネヘミヤは王の親切な心遣いに対し、ここぞとばかりに彼の願いをすぐ述べたのではなく、
「天の神に祈って」
という時間を取りました。
この時間があなたを救うのです。
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神様は私たち以上に御心を成し遂げたいと熱心に思っていらっしゃいます。
そしてその御心は必ずなるのです。
急がず焦らず、まず祈りの時を持ち、確かな神の御声を聞いて行動に移して行きましょう。
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