今日のみ言葉【No.3604】(2025年 4月 4日)「赦しについての教え(3)」

これらの小さい者のひとりを罪に誘惑するよりは、むしろ、ひきうすを首にかけられて海に投げ入れられた方が、ましである。
(ルカ17:2)

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大リーグ、ドジャースの佐々木朗希投手の本拠地デビュー登板は、そのひ弱さが目立つ結果に終わりました。

ちまたでは、「ガンバレ」と応援する声と、「実力不足」と叩く声と両方で賑わっています。

大谷翔平選手を始めとするチームメイト、球団側には否定的コメントは一切無く、ただ彼の可能性を伸ばし、育て上げようとしています。

「これらの小さい者のひとり」に対してどうするか。

これが人につまずきを与えない予防策となります。

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「これらの小さい者のひとり」とは子供のことではなく、信仰初心者のことです。

神を信じたばかりで、まだ聖書のこともよくわからない、いわば「信仰小学校1年生」のようなものですから、やることなすことが的外れなのは当然です。

その人が成熟したクリスチャンへと成長して行くにはどうしたらいいのでしょう。

それは、佐々木投手に対するように、将来の可能性があることを信じ、今は見えないその価値を信じて対処することです。

聖書にこう書いてあります。

「もし食物のゆえに兄弟を苦しめるなら、あなたは、もはや愛によって歩いているのではない。あなたの食物によって、兄弟を滅ぼしてはならない。キリストは彼のためにも、死なれたのである」
(ローマ14:15)

「するとその弱い人は、あなたの知識によって滅びることになる。この弱い兄弟のためにも、キリストは死なれたのである」
(第1コリント8:11)

あなたから見て「弱い人」は、キリストがその命でもって買い取って下さったほど価値のある人なのです。

そう思い、敬意を持って接するのです。

人は自分が価値ある存在として接せられていると感じると、そのように振る舞います。

「これらの小さい者のひとり」を見下すことを慎み、キリストに贖われた高価な存在として価値を認めることが、人につまずきを与えないための予防策となります。

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あなたも神にあって大切な価値ある存在です。

その目で自分を見つめ、他者をも価値ある存在として見ていく今日として参りましょう。

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