今日のみ言葉【No.3605】(2025年 4月 5日)「生活の処方箋(219)『感性を養う』」

人の心にある計りごとは深い井戸の水のようだ、しかし、さとき人はこれをくみ出す。
(箴言20:5)

——————

視覚の作用はあまりにも広大で、他の感覚では修正しにくい面があります。

目だけで事物を判断すると必ず間違うものです。

エルサレム神殿で献金をしている人を見て、キリストが弟子に

「誰が一番多く入れたか」

と問いました。

多額のお金を入れている人を指そうとする弟子たちに対し、

「あの小銭を投げ入れた貧しいやもめこそ、誰よりも多く献げた。あの女は乏しい中から全てを献げたから」

と、目に映らない事実を教えています。

不登校をはじめ、心病む多くの子供たちに毎日接します。

その度に、私たち大人が、見えない世界を感じ、理解できたら、この子たちも病まないですむのにと思うことが多くあります。

内面をもキャッチできる感性を養いたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

-*-*-*-*-*-*-

「人の心にある計りごとは深い井戸の水のようだ、しかし、さとき人はこれをくみ出す」
(箴言20:5)

人の内面は、深い井戸の水のようなもので、簡単には理解できません。

しかし、知恵を用いて注意深く観察し、理解しようと努めるひとは、それをくみ出すというのです。

あなたが人の井戸の水をあれこれ言う前に、やることがあります。

それは、自分の井戸の水をくむことです。

自分の井戸を深く掘るのです。

そうすれば、人の心の井戸の深みが、自分が掘った深さに応じてわかってきます。

目を閉じ、視覚を遮断して、祈ることです。

「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください」
(詩篇139:23)

自分にはわからない心の井戸の深みでも、全知の神はご存知ですから、その神が赦される範囲内で、徐々に自分自身の心の中を知らせていただくのです。

-*-*-*-*-*-*-

あとは実践に移り、行動を開始するのみです。

「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」
(ローマ12:15)

あなたが自分の井戸から汲んできた水で、喜びと悲しみを分かち合うのです。

ピタリとその水が合うこともあるでしょうし、まだまだ浅いところから汲んだ水で、とても飲めるものではないと突き返されるかもしれません。

そのような体験を繰り返しながら、内面をキャッチする感性は養われていきます。

-*-*-*-*-*-*-

自分の心の井戸を深く掘り、神の生ける命の水をいただく今日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■YouTube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru

■御言葉メールのお申し込みをご希望の方は、メールの題名に「登録希望」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。

■御言葉メールの配信停止をご希望の方は、メールの題名に「配信停止」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。