今日のみ言葉【No.757】(2014年 2月 7日)

捕囚をゆるされてエルサレムおよびユダに上って、おのおの自分の町に帰ったこの州の人々は次のとおりである。
(エズラ記2:1)

——————

聖書を読もうと決心した人が、新約聖書の第1ページを開いて面食らうのがイエス・キリストの系図です。

せっかくやる気を出し、興味津々で聖書を開いた初心者を拒絶するかのごときカタカナの名前の羅列。

しかしこれはユダヤ人にとって、なくてはならない重要なものなのです。

エズラ記第2章も名前ばかりの章ですが、彼らにとってはとても大切な個所に違いありません。

-*-*-*-*-*-*-

その理由は、ここに記されている人々が「最初の帰還者」だったからです。

いくらペルシャ王クロスの勅令が下ったからとはいえ、50年以上も前に廃墟となったエルサレム神殿を再建することは想像することさえ難しいことです。

補囚されていたバビロンは現在のイラクの都市バグダードです。

エルサレムまで直線距離でも数百km。歩いていけば2000km程度かかるのではないでしょうか。

十分に装備をしなければなりません。途中で山賊に合わない保証はありません。エルサレムに着いた先で何をどうしたらいいのかも具体的につかめません。

それでも出発した第一陣の人々の名簿がエズラ記第2章なのです。

-*-*-*-*-*-*-

そこに成功の保証はなくとも、誰かが第一歩を踏み出さなければ何事も始まりません。

帰還者第一陣たちから、開拓者・先駆者・パイオニアとして生きるあなたへの指針が2つ、ここに記されています。

まず第一に、

「氏族の長数人は、…、真心よりの供え物をささげた。 」
(エズラ記2:68)

とあります。

すべて自前で行うのを当然とすることです。

助けは感謝して受けるけれど、基本的には頼らないで自分たちで片をつけるという事です。

2つ目は、

「その力に従って工事のために倉に納めた」
(エズラ記2:69)

です。

できることから始め、模範解答を追求しないことです。

100点満点の生き方を合格ラインに設定してしまうと、99点以下は全て0点扱いになります。

20点でも満点、30点に上がったらもっと満点、次は31点を目指す…、という生き方が

「その力に従って」

ということです。

傍から見たら到底不十分。

しかし神はこの最初の帰還者の名前をお忘れになることはなく、聖書に記し、永遠のものとなさいました。

-*-*-*-*-*-*-

苦労を承知で踏み出したあなたの第一歩を神はお忘れになりません。

無駄に終わったかのように見える一歩を神はお用いになることを私たちは忘れずにいましょう。

-*-*-*-*-*-*-

●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org

●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org