今日のみ言葉【No.3586】(2025年 3月13日)「燃えるしば(2)」
神は言われた、「ここに近づいてはいけない。足からくつを脱ぎなさい。あなたが立っているその場所は聖なる地だからである」。
(出エジプト記3:5)
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神社でお参りする際、「パン、パン」と2回柏手(かしわで)を打つのは、音を響かせて神様に知らせる意味があるそうです。
拝礼の仕方は「二礼二拍手一礼」と言われますが、その一つ一つには意味が込められています。
今日の聖書箇所で、モーセが足からくつを脱いだという記述にも重要な意味があります。
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神は燃えるしばの中から
「モーセよ、モーセよ」
(出エジプト記3:4)
と彼の名を呼びました。
聖書の中で名前を二度繰り返して呼ばれる時は、神がその人に重要なことを告げる時です。
また、それは神が愛をもって、励まし、勇気づける時でもあります。
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神との出会いをさらに深め、進める秘訣がここに見られます。
まず、モーセが、
「ここにいます」
(出エジプト記3:4)
と、呼びかけに応答したことです。
彼は燃えるしばという自然現象を見定めようとしてやって来ました。
自然界の仕組みを探ろう、知ろうとする人は、すでにその時、神と出会う入り口に立っているのです。
自然を通して語りかけられた神に対して、モーセははっきりと自分の心を神に向け、神の呼びかけに応答しました。
このような心に、神はさらにご自身を啓示して下さり、神の存在が大自然のあらゆる所に見えるようにしてくださるのです。
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次の秘訣は、
「足からくつを脱ぎなさい」
(出エジプト記3:5)
ということです。
古代イスラエルでは、「足からくつを脱ぐ」ことは相続権の放棄を意味しました。
つまり、神はこう言っているのです。
「モーセよ、あなたは自分が人生の主役だと考え、自分の人生は自分が決めると思っているが、その主権を神である私に譲り渡しなさい」
神に用いられるためには、自我を捨て、神を主とするところから始めなければなりません。
「あなたが立っているその場所は聖なる地だからである」
(出エジプト記3:5)
とあるように、聖なる神と共に働くには、自分勝手なやり方ではできないからです。
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そして3つ目の秘訣は、
「モーセは神を見ることを恐れたので顔を隠した」
(出エジプト記3:6)
という点です。
これは、
「罪ある人間は聖なる神を直視することはできない」
ということを表します。
モーセは神と自分との上下関係を理解し、謙遜な態度を取りました。
このような態度を持つ者には、神の啓示がさらに深められ、明らかにされるのです。
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聖書を通して語られる神の言葉に応答し、さらに御心を知る歩みを続けて参りましょう。
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