今日のみ言葉【No.3582】(2025年 3月 8日)「生活の処方箋(211)『命の言葉』」

あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です。
(詩篇119:105)

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今は、あまりにも忙しく、昔の10年が、1ヶ月で過ぎるような、慌ただしさです。

それだけに、多くの人がストレスを感じ、その対処に苦慮するのが実情です。

ストレス対処法の一つに、『言葉を磨く』方法があります。

緑、という言葉を知らないために、

「赤でもなく青でもなく」

と、多くの言葉を使いながらも言い当てることのできないもどかしさは、心理的に最も強度なストレスとなります。

今、言葉ほど重要、かつ大切で、緊急を要する資源は他にありません。

言葉を知り、語らいを増やすことです。

しかし、その言葉に命と実体がなければ、何の役にも立ちません。

実体ある言葉は、今置かれた状況を、しっかりと生きるところに生まれます。

実体ある、適切な言葉を知り、活用することは、現代人にとってストレスの妙薬のようです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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昔の漢文の先生は、

「あの人は漢文の先生だ」

としか見えなかったそうです。

漢文や漢詩が常に頭の中にあると、それがその人の風貌や行動に現れるのでしょう。

反復によるセンスの練磨が、何ものかを感じ取る鍵となり、言葉がその人を形作るのです。

聖書の御言葉が力となるとはそのようなことではないでしょうか。

「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です」
(詩篇119:105)

聖書の言葉を繰り返し読み、反復し、暗記する程までになっていると、実生活の場面で御言葉が命となって現れる体験をするようになるのです。

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米沢興譲教会の金藤晃一先生は、高校生の時不登校をしました。

教会の中で癒やされ、心育まれ、いよいよ2年遅れで学校に戻ることになったその朝、震えが止まりませんでした。

その時、彼の頭の中に浮かんだ聖書の言葉は、

「恐れるな、わたしはあなたと共におる」
(イザヤ43:5)

でした。

金藤先生自身が言われていることですが、この御言葉を

「念仏のように繰り返し唱えて」

学校に向かったそうです。

学校にいる時も唱え、帰ってくる時も唱え、そして1日を終え、無事教会に着きました。

彼はその日一日、

「わたしはあなたと共におる」

という御言葉の真実を体験し、その御言葉は今に至るまで、金藤先生の人生の道を照らし出し、導いているのです。

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聖書の言葉を心に貯える今日として参りましょう。

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