今日のみ言葉【No.8】(2011年 3月28日)
「ペテロが言った、『金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい。』」(使徒行伝3:6)
失ってみて初めて、自分にあるもの、残されているものが分かります。そしてそれは神様が用意して下さった人生の宝物です。
阪神・淡路大震災の被災者でもあった落語家の桂文珍さんはこう語ります。
「家が半壊して、3日目に寄席に出た。こんな状況で何が出来るかと思ったが、夢中でやったら、みんなが笑ってくれ、お互いに励まされた。ああ、オレには落語しかない。これしかできんのやと思った。落語家人生の分岐点でした」(読売新聞2011年3月27日付)。
「落語」という部分を、ご自分の何かに置き換えてみたらいかがでしょうか。金銀も安定も無くとも、神がわたしたちに与えた「私にはこれしかない」というものをきっと見つけることができるでしょう。その時から、人生に手ごたえが感じられるようになります。そして、神が既に用意されていた道が開かれているのを目にすることでしょう。
イエス・キリストの名の力によって今日も立って歩いて参りましょう。
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