今日のみ言葉【No.3560】(2025年 2月 1日)「生活の処方箋(204)『神の問いに答える』」
あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。
(ヤコブ1:5)
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高田敏子さんの詩の一節です。
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男は毎朝
カミソリでひげをそる
そのとき女は
包丁で野菜を刻んでいる
お互いに刃物を使いながら
刃物を感じないでいる
幸福な朝!
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平凡な家庭生活の中、<刃物>という凶器がおのおのの生活の中に溶け込み、あまりにも自然で、<刃物>を感じない、という詩です。
人生、危機的な状況や困難に遭遇するものです。
健康を害する、経済に困る、人間関係で苦労するなど、様々な凶器があります。
しかし、それに使われ、振り回されるのではなく、それをことさら意識するのでもなく、サラリと受け止め、ごく自然に使いこなしていく、そのような人生を修練していきたいものです。
「なるほど」と、頭ではこのことを理解できますが、どうしたらそう生きることができるか、が肝心です。
しかし、その答えは、問うのではなく、一人一人が答えを問われている存在であることを深く覚えたいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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一人一人が神様から問われているなら、自分なりの答えを出さなければなりません。
聖書は、神様に願い求めれば、その知恵が与えられると約束しています。
「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう」
(ヤコブ1:5)
この聖句から読み取れることは、まず、自分なりにとことん考え尽くさなければならないということです。
「知恵に不足している」という現実を認めるためには、「自分には知恵がない」という所まで行き着かなければそう思えないからです。
考えに考えつくし、あらゆる可能性を探っても知恵が出てこない局面に到達した人ができることは、祈りです。
「その人は、…、願い求めるがよい」
(ヤコブ1:5)
とあります。
神様に解決の知恵を求めるのです。
神は、
「とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神」
(ヤコブ1:5)
ですから、
「そうすれば、与えられるであろう」
(ヤコブ1:5)
となります。
ここまでが公式です。
後はあなたが自分の問題をこの公式に入れて、計算作業をしなければなりません。
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神が知恵を与える方法は多種多様、多岐に渡っています。
あたかも天から降りてくるかのようにアイディアが与えられたり、心の中に湧き出る熱情のように後から後から噴出してくる時もあります。
しかし、多くの場合、神の知恵は願ってすぐには与えられないようです。
さまざまな可能性が試され、不要なものがそぎ落とされ、最後に「これだ」と確信するものが見出されることがあります。
また、最後の最後まで明確な答えが与えられず、自分の決断で選択しなければならないこともあります。
神様の知恵の与え方は一通りではなく、360度のあらゆる方向からやって来るという信仰の視点を持って見なければなりません。
重要なのは、どのような決断を下したとしても、神が寄り添い、導いてくださるという信仰です。
私たちが間違った選択をしたときや、不完全な答えに満足してしまうときも、神は私たちを見放さず、その答えから新たな問いへと導き、最善の道へと整えてくださるのです。
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今日も、神の問いに答える者として歩んでいきましょう。
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