今日のみ言葉【No.737】(2014年 1月15日)

「まず主の言葉を求めなさい」
(歴代志下18:4)

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今から4年前の2010年、年間ヒット商品第1位に輝いたのは何だったか覚えておられますか?

あまりの人気にスーパーでは品薄が続き、入荷しては即完売の状態。

皆さんの中でもあちこちスーパーをはしごして、

「やっと見つけた!高かったけど買ってきた!」

という体験をお持ちの方もおられるかも知れません。

それは、

「食べるラー油」

です。

あの熱狂ぶりは何だったのか…、と思うような現在です。

同じ振り回されるなら、本当に大切なものに振り回されたいものです。

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歴代志下18章では、善王の誉れ高いヨシャパテがそのような状況に陥ってしまいました。

神に従って富と誉れに満たされたヨシャパテでしたが、判断を誤ることもありました。

北イスラエルの悪王アハブと縁を結んだことです。

アハブは

「ラモテ・ギレアデに一緒に攻め上る」

ことを彼にすすめました。

これは、北イスラエルとスリヤとの戦争に、自分たちが巻き込まれることを意味します。

ヨシャパテは

「わたしはあなたと一緒に戦いに臨みましょう」
(歴代志下18:3)

と約束してしまいます。

しかし、ヨシャパテの意識の中には、常に神を求める姿勢がありました。

「まず主の言葉を求めなさい」
(歴代志下18:4)

聖書にはこの後、偽預言者と真の預言者ミカヤとの対決が記され、悪王アハブに誘われた戦いであることをヨシャパテは知ることになります。

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「あれ、何か間違ったかな?」と自分の判断に自信を持てなくなった時は、

「まず主の言葉を求めなさい」

という御言葉に従うことです。

それならばと聖書をパラパラとめくり、目をつぶって「エイッ!」と指さしたところが神の言葉…、というおみくじ的なやり方をしてはいけません。

同じ目を閉じるなら祈りです。

心を静めて、心の中に語られる神の声に耳を澄まします。

最初は様々な雑念が浮かぶことでしょう。

人の声や自分の声、神様のモノマネをするサタンの声などが聞こえてきます。

しばらくして落ち着くと、無音の状態が訪れます。

求めても神様が語られない時間です。

この時に、

「自分が求める良さそうな御言葉」

「ぜひ語ってもらいたい前向き励ましの御言葉」

がサーッと落ちていきます。

やがて、自分が今まで読んできた聖書の中から、また、聞いてきたメッセージの中から、浮かび上がるように御言葉が聞こえてくるのです。

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最後に、それで平安かどうかチェックしましょう。

「損か得か」や「成功か失敗か」ではなく、基準を「平安」にすることがポイントです。

どんな選択をしても、失うものはあるのです。

しかしそこで

「御心に従っている」

という平安があれば、やり抜くことが出来るのです。

「わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな。」
(ヨハネ14:27)

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神の言葉を求め、主の平安をいただく一日として参りましょう。

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