今日のみ言葉【No.3523】(2024年12月11日)「ヨセフへの預言」
ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木。その枝は、かきねを越えるであろう。
(創世記49:22)
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ヨセフへの預言は、22節から26節まで書かれており、これは他の兄弟たちを数の上でしのいでいます。
それだけ祝福が多いのです。
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「ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木。その枝は、かきねを越えるであろう」
(創世記49:22)
とあります。
ヨセフ族は「実を結ぶ若木」という言葉で表されるように、神からの祝福を受け、そこからさらに祝福を生み出す部族となるのです。
彼らが「泉のほとり」にいるということは、天候に左右されず、水資源を得ることができるということです。
これは、雨という不安定要素に頼らなくても良い農業なので、計画的生産が見込まれます。
先の見通しが立つ農業では、農地の拡大が可能です。
さらに、豊かな食料も保証されるので、人口が増えます。
「その枝は、かきねを越えるであろう」
(創世記49:22)
と言われているように、ヨセフ族は増え広がります。
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良いこと尽くめのように思われますが、祝福を多く受けると、それを妬む人が現れ、種々の妨害や嫌がらせを受けることがあります。
ヨセフはその典型で、
「射る者は彼を激しく攻め、彼を射、彼をいたく悩ました」
(創世記49:23)
とは、そのことです。
ヨセフは、その栄光の裏で、兄弟たちからの嫉妬、奴隷としての扱い、冤罪による投獄など、数々の試練を受けました。
しかし、その弓矢に対抗して、
「彼の弓はなお強く、彼の腕は素早い」
(創世記49:24)
と、ヨセフには強い武器があることが示されています。
創世記のヨセフ物語を見ると、それは、神への強い信仰と、どんな人にも忠実に仕える誠実さであることが分かります。
彼はエジプトで奴隷として扱われていた時でも、神への信仰を忘れず、与えられた職務に誠実に取り組みました。
牢獄に何年つながれようが、神は自分を裏切る方ではないという強い信仰を彼は持っていたのです。
そして、その中で、神を信じる者として忠実に務めを果たしました。
これが事態を打開し、ひいては、将来の総理大臣としての能力を磨いたのです。
しかし、それを自分の力でやり遂げたと勘違いすれば、ヨセフの祝福は神によって奪い去られたことでしょう。
ヨセフがそうできるのも、全て神の祝福のおかげです。
「これはヤコブの全能者の手により、イスラエルの岩なる牧者の名により」
(創世記49:24)
という信仰告白が非常に大事です。
この神のしもべとして生きる謙遜さが、祝福を永続させる秘訣です。
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「上なる天の祝福」
(創世記49:25)
をいただき続ける人生を送って参りましょう。
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