今日のみ言葉【No.725】(2013年12月18日)

あなたが口をもって約束されたことを、手をもってなし遂げられたことは、今日見るとおりであります。
(歴代志下6:15)

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歴代志下6章は、神殿献堂の際のソロモンの祈りです。

今日の聖句は、神は有言実行の方であることを告白しています。

人間は、

「言っていることとやっていることが違う」

という過ちを犯す存在です。

意図的・犯罪的にそうするのではなくとも、どうしても事情で約束を果たせないことはあります。

しかし神において、いったん約束したことは必ず果たされるのです。

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続くソロモンの祈りで多くを占めているのは、

「罪を悔い改めたらゆるして下さい」

という祈りです。

新約聖書において、これはイエス・キリストの十字架の罪のゆるしを信じたものは、確かに罪赦され、永遠の命が与えられる、というお約束として実現しています。

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ところで、洗礼を受けた後に、つまりクリスチャンになってから罪を犯した場合はどうなるのでしょうか?

洗礼を受ける前は神様を知らない時代でしたから、罪を犯してもそれを罪とは知らず、赦される他はありません。

しかし、いったん神を知り、罪とは何かがわかり、それでも罪を犯すクリスチャンの場合はどうなるのでしょうか?

その答えが次の聖句です。

「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」
(第1ヨハネ1:9)

ヨハネの第1の手紙は教会のクリスチャン向けに書かれています。

クリスチャンになっても人は罪を犯し続けるからこそ与えられている御言葉です。

誤解の無いように付け加えておきますが、洗礼を受けても人間は悪いことをやめない存在だということではありません。

光にますます照らされるので、今まで見えなかった自分の罪があちらにもこちらにも見えてきます。

ですから毎日が悔い改めの日々となるのがむしろ健全なのです。

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罪を告白するならば赦されます。

なぜ告白しなければならないのでしょうか?

それは、すでに赦されているからです。

キリストを信じた瞬間に、過去の一切の罪は赦されます。

そして、クリスチャンとして歩む人生の未来において犯す罪もその瞬間に赦しが与えられているのです。

何という莫大な恵みでしょう!

罪の告白とは、その赦しの確認です。

一生分の罪が赦されていて、罪の告白をするたびにそのゆるしを確認し、新たな方向へ歩む決心をしていくのです。

神の愛にふれた人は必ずその生き方を選択していくことが出来ます。

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有言実行の神に信頼して歩んで参りましょう。

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