今日のみ言葉【No.3433】(2024年 8月22日)「わたしはヨセフです(3)」
あなたはゴセンの地に住み、あなたも、あなたの子らも、孫たちも、羊も牛も、その他のものもみな、わたしの近くにおらせます。
(創世記45:10)
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合気道の達人、塩田剛三氏は、
「合気道で一番強い技は」
と言った後に、
「自分を殺しに来た相手と友達になることだ」
と答えたそうです。
そのような深い思いを持った人と取り組んだら、対戦相手はきっと戦う意欲が失せてしまうことでしょう。
今日の聖句はヨセフの深い思いが表れているところです。
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ヨセフは兄たちに和解の意を示しました。
そして、それが本物であることは今日の聖書箇所からわかります。
「あなたはゴセンの地に住み、あなたも、あなたの子らも、孫たちも、羊も牛も、その他のものもみな、わたしの近くにおらせます」
(創世記45:10)
ヨセフは飢饉があと5年続くことを知っています。
彼は兄たちに、
「その間の食料援助はします。しかし、それ以降は自分でやって下さい。あなたがたが私に犯した罪は赦してあげます。私も忘れます。でも、二度と顔は見せないで下さい」
などとは言っていません。
ヨセフはすでにゴセンという地を用意し、そこで兄弟たちとその一族を養うという計画を練って、準備していたのです。
「ききんはなお五年つづきますから、あなたも、家族も、その他のものも、みな困らないように、わたしはそこで養いましょう」
(創世記45:11)
これはヨセフの深慮遠謀の策です。
エジプト人はヘブル人と一緒にいることを好みません。
それどころか、彼らは羊飼いという職業を卑しいものとして蔑視していました。
また、ヨセフと一緒に住んでエジプト人たちと交われば、必ずその宗教に影響されます。
ですから、ゴセンという離れた地、そして羊を飼うのに適した土地は、アブラハムから受け継いだ信仰を養うための最適な地だったのです。
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ヨセフが最善の地を用意していたように、神は最善の計画で私たちを導いていたことが明らかにされる時が来ます。
今は次から次に来る試練に翻弄されているだけとしか感じられないかも知れません。
しかし、時至って、神の祝福が明らかにされるのです。
そうなることを信じ、今日一日分だけの適正な荷を負い、信仰の歩みを進めて参りましょう。
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