今日のみ言葉【No.3382】(2024年 6月15日)「生活の処方箋(142)『全力で生きる』」

だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。
(第1コリント15:58)

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人の思いや力ではどうすることもできない状況に遭遇することがあります。

そのような状況を乗り切り、そこに奇跡を起こさせるコツは、状況がどうあったとしても、その時を全力で生きることです。

蒙古襲来という危機に、北条時宗は、不安と恐れで眠れぬ日が続きました。

当時、蒙古と戦うことは、赤子が大人に挑むような状況だったからです。

しかし、時宗は、

「今、自分のできることに全力を尽くす」

と決心したのです。

この生き方に切り替えた時に、心に平安を得たばかりでなく、台風という、自然の大きな助けを得て、この危機を乗り切ることができました。

私たちも、人生のいかなる状況にあっても、狼狽することなく、与えられたその時を全力を持って生きることが大切です。

これこそが、試練を乗り越える一法に違いありません。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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あなたはどんな

「人の思いや力ではどうすることもできない状況」

に今あるでしょうか。

思わぬ病気が発見されたり、自分のせいではない仕事上のトラブルに巻き込まれたり、信頼していた人が思うように動いてくれなかったり、子供の問題、人間関係等、様々な状況に追い込まれます。

人はこれらから逃れたく、ああでもないこうでもないと解決策を探し、手当たり次第に実行してみます。

あるものは効果があり、あるものは期待外れに終わります。

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人間の命の終着点は死ですが、聖書はその

「人の思いや力ではどうすることもできない状況」

である死の向こう側に、復活があることを示唆しています。

キリストを救い主と信じる者には、この復活があるので、今日の御言葉である

「だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである」
(第1コリント15:58)

が語られているのです。

これは決して単なる慰めではなく、将来確実に起こることであり、神の約束です。

行き詰まり、どん詰まりであっても、そこで全力を尽くす。

全力を尽くした人だけがわかることは、人間の力量には限界があり、そこから先は、限界を越えて働かれる神にバトンタッチするということです。

そして、そこで味わう平安を体験するのです。

そうすると、問題は思ったように解決する…、という都合の良い展開になるわけではありません。

神が造り出す新たな展開の中で、私たちは与えられた役目を一つ一つ、次々と果たしていく人生が始まります。

それはあなたが考えたこともない、違った種類の祝福を味わう人生なのです。

ただわかることは、

「主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはない」
(第1コリント15:58)

ということです。

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先は見えずとも、今に全力を尽くし、復活の恵みを信じて歩む今日として参りましょう。

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