今日のみ言葉【No.3423】(2024年 8月 3日)「生活の処方箋(155)『天に宝をたくわえる』」

2024年9月14日

天に、宝をたくわえなさい。あなたの宝のある所には、心もあるからである。
(マタイ6:20-21)

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「ライフスタイル」という言葉をよく耳にします。

ひとりびとりの個性的な生き方が話題になってきたからでしょう。

「ライフ(life)」にはいくつかの意味があります。

まず、「人生」と訳すことができます。

人生はその人でなければならない音色や香りを放つように神から託されているものです。

それを見出し、自らのものとし、さらに、他の人々にもお分かちしてまいりましょう。

次に「生命」と訳すことができます。

今、みずみずしい命の輝きが求められています。

与えられた自分の人生を感謝するところからこの命は輝いていきます。

第3番に「生活」と訳すことができます。

超自然的な出来事や妙薬を求める若者が多い昨今です。

しかし、当たり前のことを積み重ねていくことにより各々の豊かなライフスタイルが生まれるのです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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イエス・キリストが勧めるライフスタイルは、

「天に、宝をたくわえなさい」
(マタイ6:20)

です。

地上の人生で労苦するのは、天に宝を貯えるためだと言われるのです。

地上に貯えようとすると、そこは、

「虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出す」
(マタイ6:19)

ような世界なので、果たして自分の所有になるのか不確定な場所です。

しかし、天に宝をたくわえると、そこは、

「虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない」
(マタイ6:20)

という世界ですから、安全であり、失われることがありません。

イエス様の勧めは、

「むしろ自分のため、…、天に、宝をたくわえなさい」
(マタイ6:20)

ですから、あなたが積み上げてきたものは失われることなく、天において宝となり、あなたの所有となるのです。

-*-*-*-*-*-*-

では、クリスチャンは死んで天に迎えられるまでの間は、地上で宝がない惨めな生活を送らなければならないのでしょうか。

そうではありません。

このライフスタイルの優れている点は、天においてだけでなく、地上の人生をも充実させることです。

死んだら終わりと考える人は、この地上で生きている間に宝を味わおうとします。

生きている間に投資を回収し、精算しようと考えるわけです。

なぜなら、

「あなたの宝のある所には、心もあるから」
(マタイ6:21)

です。

しかし、死後に天国があり、その世界のために今の地上の時間を送っているのだと考える人は、神のために投資した分は確実に天国で何倍にもなって貯えられていると考えますから、特に今、どうしても回収せねばならない必要性をさほど感じません。

したがって、譲ることや与えることができ、また、待つ忍耐が養われるようになります。

あなたがもしこのような人と出会ったらどう感じるでしょう?

譲ってくれ、惜しみなく与えてくれ、損になることにも不平を言わず、こちらをじっと待ってくれる人です。

このような人となら、お付き合いを長く続けたいと思うものです。

天に宝をたくわえる人は、結果的に地上の人生でも豊かな祝福を得て、さらに天に宝を積み上げていく人生を送るのです。

「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから」
(ルカ6:38)

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天に宝をたくわえる人生を続けて参りましょう。

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