今日のみ言葉【No.3401】(2024年 7月 8日)「生活の処方箋(149)『笑顔を作る』」

あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい。
(ピリピ4:4)

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生活の中で最も大切なこと、その一つは笑顔です。

ほほえみは、自分もまわりも変えるからです。

無理して笑顔を作ることは自然ではない、と思われる方もおられるでしょう。

しかし、

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」

という言葉があるように、無理してもほほえみを作ると、知らずに前向きなエネルギー、ぬくもりが生まれてくるものです。

アメリカのレーガン大統領は、「レーガン・スマイル」と言われたように、俳優時代に笑顔作りに励んだ話は有名です。

また「地球は青かった」の歴史的名言を残した宇宙飛行士ガガーリンは、その「笑顔」ゆえに、飛行士として採用されたという話もよく知られています。

どの世界にあっても、笑顔は人生の土台をなすものです。

レーガンやガガーリンまでいかなくても、笑顔であなたの人生もさらに前進させたいものです。

今週も心して歩んでまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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山形県民は、その役割として、

「1日1回は笑う等、笑いによる心身の健康づくりに取り組むよう努めるものとする」

と県議会で決まったのだそうです。
(※2024年7月5日「山形県笑いで健康づくり推進条例」)

これには賛否両論が湧き出し、物議を醸しています。

確かに笑いは健康に良いことが医学的に証明されていますが、義務として笑うことには抵抗感があるでしょう。

しかし、笑うことで、そして何も喜びが見出せない極限状態の中では、自分を笑うことで生きる力を生み出した民族がいます。

それはユダヤ人です。

彼らの悲惨な、そして理不尽な仕打ちを受け続けてきた歴史を見る時、よくぞここまで生き延びてきたものだと思います。

そこには「自分を笑う」という究極の生きる知恵があったのです。

自分を笑える人は、自分という存在から一歩引いて、自分を客観的に見ることができる人です。

そうした時に、自分中心の世界から一歩抜け出し、別の視点から自分を見ることができるようになり、新たな生きる知恵が生まれてくるのです。

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私が出会ったユダヤ人ジョークの一例を挙げましょう。

イスラエル聖地旅行に行った際、私たちが乗っていたバスの前を高齢者夫婦がのんびりと歩いていました。

バスの運転手は、そのうち気づくだろうと、後ろをゆっくり進みますが、このお二人はまったく気がつきません。

とうとうガイドさんが車から降りて話をし、ようやく気づいてよけてくれましたが、戻ってきたガイドさんは笑いをこらえきれず、こう言いました。

「いやー、さすがにユダヤ人のジョークは違う。みなさん、あのおじいさんおばあさんは何と言ったと思いますか?」

一同しばらく考えましたが、わかるはずがありません。

答えは、

「今日は殺さないでくれ。轢き殺すなら明日にしてくれ!」

というものでした。

これはユダヤ人が言うから味が出るジョークです。

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どこからでも笑いを生み出し、喜びにあふれる毎日を過ごして参りましょう。

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