今日のみ言葉【No.728】(2013年12月21日)

地のすべての王は神がソロモンの心に授けられた知恵を聞こうとしてソロモンに謁見を求めた。
(歴代志下9:23)

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私の親戚のご本家は、「丸山製麺所」として米沢ラーメンの麺を製造しています。

親戚だから言うのではありませんが、おいしさに定評があり、人気店です。

朝からお客様が絶え間なくやってきて、お昼頃にはもう完売してしまいます。

いとこの私が行ったとしても、「芳浩君、悪いなあ。売り切れてもう無い」と言われて帰る他ありません。

材料、製造法、保存環境に気を配り、本物だけが出せる味を持っているので、宣伝をせずとも人々が口コミでやってくるのです。

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歴代志下第9章には、かの有名なシバの女王がソロモン王のところに来た記事が書いてあります。

彼女はソロモンに与えられた知恵のすばらしさを噂で聞き、本当かどうか確かめにやってきました。

ソロモンは難問に的確に答え、とうとう、

「あなたはわたしの聞いたうわさにまさっています。」

と言わしめるほどでした。

そして彼女が国に帰ってから、今度はシバの女王から噂を聞いた他の国々の王たちが、知恵を求めにソロモン王の下にやってきました。

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人は本物に引き寄せられます。

本物のあるところでは、人を「掻き集める」必要はありません。

人は自然に「駆け集まって」くるのです。

ですから、神の命が私たちの内にあるかどうか。

何をするしないの以前に、本物の命を宿しているかどうかをまず問わなければなりません。

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昨日、教会員のYさんが天に召されました。

入院中は多くの方々が彼女のお見舞いに駆けつけました。

ところが、慰めに行ったはずの人が逆に慰められ、祈りに行ったはずの人が逆に「お祈りしてます」と言われて病室を後にしたそうです。

Yさんの内に本物の命があったからです。

たとえ体は病み、肉体は衰えても、イエス様によって罪ゆるされ、永遠の命をいただき、天国を目指して一歩々々歩いている、という確信はいささかも揺るぎませんでした。

その確かさ、命、神の平安という本物に引きつけられ、召される寸前まで人々は駆け集まってきたのです。

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自分でも知らないうちに神の輝きを周囲の人々が見ていた…。

それは確かな御言葉を内に宿した時に、誰でもそのようにさせていただけることです。

本物の命を宿すために、御言葉を心にとどめる一日として参りましょう。

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