今日のみ言葉【No.3391】(2024年 6月26日)「ヨセフは兄たちを試す(2)」
ヨセフはかつて彼らについて見た夢を思い出して、彼らに言った、「あなたがたは回し者で、この国のすきをうかがうためにきたのです」。
(創世記42:9)
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王手の連続で相手の玉を詰ます「詰将棋」(つめしょうぎ)があります。
一手で詰むという一番簡単な問題でも、素人には難しいものです。
しかし、一流の棋士は何十手もかかる手筋でも、瞬時に詰み手が読めるのだそうです。
ヨセフは超一流の棋士のようなもので、兄弟たちに会った瞬間、夢の実現の道筋が見え、あらゆる手を使ってゴールまで邁進していきます。
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ヨセフは兄弟たちに向かって、
「あなたがたは回し者で、この国のすきをうかがうためにきたのです」。
(創世記42:9)
と言いました。
回し者とはスパイのことです。
なぜヨセフはそう決めつけたのでしょう。
それは、
「ヨセフはかつて彼らについて見た夢を思い出して」
(創世記42:9)
というところがヒントとなります。
ヨセフは目の前の出来事が神に導かれたものだと悟り、あの夢の通りになると確信しました。
とするならば、後はどうやって夢で見た通りの結果にするか、自分が行動するだけです。
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頭の良いヨセフは、一瞬にしてその筋道を立てたのでしょう。
その第一弾が、
「あなたがたは回し者で、この国のすきをうかがうためにきたのです」。
(創世記42:9)
でした。
将棋の名人の升田幸三氏は、
「詰将棋の妙味はハッとする鮮やかさに尽きる」
と述べていますが、ヨセフの意表を突いた手筋が、これ以降、次々と実行に移されていきます。
以下、次回に続きます。
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神という棋士に動かされる駒として身を委ねると、ある時は捨て駒となったり、また、成り駒になってパワーアップする選択を取らせられず、不成とさせられるなど、自分の価値観とは違う人生を送ることがあります。
しかし、それは王手、王手の連続であり、最短距離の詰め手筋だと覚えておきましょう。
神の妙義を体験する今日となりますように…。
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