今日のみ言葉【No.3275】(2024年 1月31日)「祝福の契約の再確認(1)」

さてヤコブがパダンアラムから帰ってきた時、神は再び彼に現れて彼を祝福された。
(創世記35:9)

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信仰を回復し、せっかく神の方向に向かったのに、それに合わせたかのように悲しい出来事が起こることがあります。

ヤコブは神と出会ったベテルに戻り、いよいよ本格的にこれから…、という時に、乳母デボラの死を体験します。

祝福と悲劇は並行して起こります。

神はヤコブの前に現れ、祖父アブラハム以来の祝福の契約を再確認させ、彼の進むべき方向をはっきりと示して下さいました。

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神がアブラハムと結んだ契約は、一方的祝福の契約でした。

「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう」
(創世記12:2)

これをアブラハム契約と言います。

この契約は、子のイサク、そして孫のヤコブへと受け継がれます。

「わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。あなたが伏している地を、あなたと子孫とに与えよう」
(創世記28:13)

祝福の契約が間違いなく生きていることを示すために、神はヤコブに直接語りかけられ、再確認させたのが今日の聖句です。

「さてヤコブがパダンアラムから帰ってきた時、神は再び彼に現れて彼を祝福された」
(創世記35:9)

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では、ヤコブが神の言うことを聞き始めたので、

「どれどれ、ヤコブはやっと神の道に戻ってきたか。今までは御心に逸れた道を歩んでいたので見放していたが、今度からは祝福を注いであげよう」

と神が思われたので、祝福が再開されたのでしょうか。

そうではありません。

アブラハム契約の特徴は、「一方的」だからです。

アブラハムもイサクも、神の祝福を受けるに値しない時期や行動がありました。

むしろ一般の世の人の倫理基準や人間関係の調整力が上だったので、信仰者の罪によって被った犠牲を払って差し上げて、彼らを送り出した時もありました。

だからといって、祝福の契約が打ち切られることはなかったのです。

神はその際、沈黙の時を守られたり、あえて人間の思うがままに任せ、結果としての苦い実を刈り取らせたりなさいますが、それらすべても後になって祝福だったと理解できるようになります。

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あなたは神から離れ、教会から離れておられませんか?

洗礼は受けたが、10年、20年、教会からは距離を取っているクリスチャンはざらにいらっしゃいます。

しかし、神の手元にある「小羊のいのちの書」から名前が消されることはありません。

その期間は、神が与えた充電期間です。

携帯電話・スマートフォンはその間、どこへも動かず、使うこともしませんが、その時間は必要不可欠です。

やがて満充電になれば、縦横無尽に働き出します。

あなたが今どんな状態にあろうとも、神の祝福は絶え間なく注がれているのです。

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神はあなたを祝福なさろうと、今も働いておられます。

アブラハム契約を再確認する今日として参りましょう。

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Posted by maruyama