今日のみ言葉【No.3383】(2024年 6月17日)「生活の処方箋(143)『到着地か旅か』」

愛する者たちよ。あなたがたに勧める。あなたがたは、この世の旅人であり寄留者であるから、たましいに戦いをいどむ肉の欲を避けなさい。
(第1ペテロ2:11)

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千名の人に

「成功とは到着地か旅か」

と質問した時、多くの人が「到着地」と答えたそうです。

あなたはどちらとお答えになりますか。

結果・成果主義の時代、

「物事はプロセスではなく結果」

という考えが重きをなしているのかもしれません。

トップで走っていても、ビリでゴールしては金メダルはもらえませんから。

しかし、その時々の出来事について思いめぐらし、力と知恵を活用しながら歩むことも意味深く、

「人生は旅であり、プロセスの一つである」

という考え方も価値あるものです。

あなたは今どちらを必要としているでしょうか。

一心にゴールに向かって進むことも大切です。

そして、折々にふと立ち止まり、ひとときひとときに価値があると顧みることも、新たなる視点が与えられ、希望の光を得ることでしょう。

今週もこのことに心をとめてみましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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聖書は、

「愛する者たちよ。あなたがたに勧める。あなたがたは、この世の旅人であり寄留者であるから、たましいに戦いをいどむ肉の欲を避けなさい。
(第1ペテロ2:11)

と語り、神を信じる者は、

「この世の旅人であり寄留者である」

と述べています。

聖書は永遠の視点からこの世を見ますから、地上の生涯は永遠の中のほんの一時(いっとき)。

つまり、

「人間はこの世に永住して、ここ以外に生きる場所がない」

とは考えていないのです。

天国というと、まったく幻想の世界と考える人もいらっしゃいますが、聖書を通して明かされているのは、天国は実在の場所であり、聖書の神への信仰によって救われた者は、そこで永遠を生きるのです。

「世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる」
(第1ヨハネ2:17)

「わたしたちの住んでいる地上の幕屋がこわれると、神からいただく建物、すなわち天にある、人の手によらない永遠の家が備えてあることを、わたしたちは知っている」
(第2コリント5:1)

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到着地は天国。

この世は旅。

永遠の住まいを視界に入れ、今日の旅を楽しんで参りましょう。

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