今日のみ言葉【No.3376】(2024年 6月 8日)「生活の処方箋(140)『自分の表札』」

このような人は流れのほとりに植えられた木の時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。
(詩篇1:3)

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よく「落ち込んだ」と言う方がおられます。

存在が薄く価値の低い人間である、と言われて落ち込んだ場合、相手に非があるのではありません。

相手の人は、ただ、貼り出してある表札を読み上げたに過ぎないのです。

あなたが太郎という名であれば、「次郎さん」と呼ばれても落ち込むことはないでしょう。

自分の名前が呼ばれると、人は応答します。

あなたは、あなただけに与えられた存在の表札をどのように掲げていらっしゃいますか。

自分の感情や時代の価値観、人々の評価は関係ありません。

「天より命与えられたこの私は高価で尊い」

という自分への認識と評価があれば、表札もそのように掲げます。

それ以外の名前で呼ばれても、反応することはないのです。

自分の存在の表札をどう掲げているかいつもチェックし、本当の自分を歩んでまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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詩篇第1篇3節は自分の表札の候補が満載です。

「このような人は流れのほとりに植えられた木の時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える」
(詩篇1:3)

自分の存在に

「流れのほとりに植えられた木」

「時が来ると実を結び」

「そのなすところは皆栄える」

という表札を貼り付け、それが自分だと信じて歩むのです。

すると、今まで落ち込み癖があった人は、やればやるほど抵抗感が湧き出て困惑します。

まだ以前の表札である

「乾いた地の枯れ木」

「実を結ばず」

「何をやってもうまく行かない」

を取り外していないからです。

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新しい表札に換えるためには、1節と2節に書いてあることを実行します。

「悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人はさいわいである」
(詩篇1:1)

まず、自分に否定的影響を与える環境から脱することです。

あなたが朝起きた時、自動的にテレビのスイッチを入れていたり、スマホでSNSをチェックしているのなら、一度立ち止まって、

「本当にこれでいいのか?」

と、自分の習慣を点検し直してみるべきです。

そして、否定的情報の洪水をせき止めたら、次に、命の清水を自分の心に取り入れる作業をします。

「このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う」
(詩篇1:2)

聖書を読み、味わう時間を取り、繰り返し御言葉を思うのです。

この作業があなたの古い表札を剥がし、新しい表札を取り付けやすくします。

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主の御言葉に浸る毎日として参りましょう。

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