今日のみ言葉【No.3377】(2024年 6月 10日)「生活の処方箋(141)『小さなことにくよくよしない』」
ただ少しく人を神よりも低く造って、栄えと誉とをこうむらせ、これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました。
(詩篇8:5-6)
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豊かな人生を生きるコツは、二つのルールを心にとめることに尽きるようです。
一つは『小さな事にくよくよしないこと』。
ある方が、式典に招かれ、自分の席次が思ったより数席下であったと嘆いておられました。
彼に
「大きな宇宙から見れば、小さな塵のような地球の中で、席の上下にくよくよするとは滑稽ではないか」
と友人が言った時、彼は笑い出したのです。
小さな事でくよくよしている愚かさに、ふと、笑いがこみ上げてきたのです。
二つ目は『地上で起こるすべてのことは小さな事』。
私達の経験からも、過ぎ去ってしまうと
「なぜ、あんなに事を荒立てて」
と出来事を自分の心のレンズで拡大して見てしまったと、後になって気がつくこともあるのではないでしょうか。
事の起きた当人にとっては重大事件に思いますが、すべてのことは小さな事と心にとめることのようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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詩篇の記者は、神の選びを、
「人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか」
(詩篇8:4)
と不思議がり、感嘆しています。
人は神より下の存在です。
「ただ少しく人を神よりも低く造って」
(詩篇8:5)
しかし、その私たちに
「栄えと誉とをこうむらせ」
(詩篇8:5)
とあります。
その内容は、
「これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました」
(詩篇8:5-6)
というものです。
全世界を人間の管理下に置かせると神が定め、私たちは自然界の管理を委ねられたのです。
神から見れば取るに足りない人間という存在を神は愛し、大きなわざを任せられています。
それから見たら、私たちの日常で起きる様々な出来事は、まるで小さい事のように思えます。
大きな神の愛と信頼に目をとめていくと、自分の事は小さくかすんで見えます。
小さな事にくよくよしない生き方とは、神の愛に目をとめる生き方なのです。
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人生の豊かさを刈り取る今日として参りましょう。
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