今日のみ言葉【No.633】(2013年 8月27日)
どうぞ主が良しと思われることをわたしにしてくださるように。
(サムエル記下15:26)
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アブサロムは相当のイケメンだったようです。
「さて全イスラエルのうちにアブサロムのように、美しさのためほめられた人はなかった。」
(サムエル記下14:25)
足の裏から頭の頂まで傷のない身体。
美しく長い髪。
王の息子。
外見はまさに理想的男性です。
しかし内面においては、彼はまだまだ養うべき面があり、克服しなければならない面がありました
それは、自分こそ最高とする「傲慢」でした。
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表はイケメン裏は傲慢のアブサロムは、エルサレム在住の4年のうちに民の人気を集め、クーデターを起こします。
父ダビデはそれに対抗せず、何とエルサレムから逃げ出すのです。
彼は人間の我欲が強引にまかり通る現実のただ中で、
「どうぞ主が良しと思われることをわたしにしてくださるように。」
と、神への信仰を改めて表明し、神のなさる現実に従ったのです。
しかもそれは、
「もし主が、『わたしはおまえを喜ばない』とそう言われるのであれば、」
という但し書き付きです。
つまり、
「神にゆだねたら正義が通り、自分が助かり、自分の思いが通る…」
と思ったのではないのです。
「自分に悪しき点があれば、その罰を受け、悔い改めて参ります」
という
「どうぞ主が良しと思われることをわたしにしてくださるように。」
なのです。
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この点がアブサロムとダビデの決定的違いです。
両者とも罪を犯し、失敗をする人間です。
しかし、それを認めずに自分の正しさを通そうとするのか、あるいは、そこで主にゆだね、自ら悔い改めるのか…。
ここが人生の分岐点であることは言うまでもありません。
そしてその分岐点は、毎日の生活の中で突然に現れ、後になってから、
「ああ、あそこでわたしの人生は分かれたんだ…」
と知るようになるのです。
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正しい選択をするには、ダビデのように、
「どんなに失敗しても、神の愛と赦しは変わることがない」
ということを確信していることです。
神の愛と赦しを十分に味わうこと。
これが人生の秘訣です。
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今日一日も神の恵みを味わう日となりますように…。
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