今日のみ言葉【No.747】(2014年 1月27日)
このアハズ王はその悩みの時にあたって、ますます主に罪を犯した。
(歴代志下28:22)
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世界的なコンピューターメーカーのデル社のサポート係に電話をかけると、中国の大連につながり、日本語を話す優秀な中国人スタッフが対応します。
話す相手が中国人だとは、ほとんどの場合気づかないくらい日本語が上手です。
しかし、当初、トラブルが相次ぎました。
原因は言葉ではなく文化的問題でした。
例えば、日本人が
「これで4回目の電話です」
と言うのに対して、
「そうですか」
と気持ちを汲み取ることのないのが普通の中国人の態度です。
不満を直接口にしない日本人の態度を読み取ることは難しいのです。
そこで
「4回もお電話をいただき、大変申し訳ありません」
と言うように指導されます。
また、
「日本語がお上手ですね」
と言われと、
「はい、そうなんです。長年勉強していますから」
が中国での普通の反応です。
しかしそれでは日本人は良い印象を持ちません。
「そんなことありません。まだまだ勉強中です」
というのが、日本人の感情に配慮した回答となります。
この改善をしたおかげで、顧客満足度は大幅にアップしたそうです。
どこかで自分たちの対応を変えることが、企業でも私達でも問題解決のポイントとなるのです。
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ウジヤ、ヨタムと続いた南ユダ王国ですが、それを受け継いだアハズ王は父や祖父と同じ道を歩みませんでした。
その故に国が大きく傾いていく様子が歴代志下28章に描かれています。
八方塞がりの状況の中で、天の一角だけは開いています。
苦難の時には天を見上げ、神を頼りとして歩むのが正解なのです。
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しかしアハズは
「その悩みの時にあたって、ますます主に罪を犯した」
のです。
敵国スリヤに負けたのは、スリヤの神の方がイスラエルの神より強いからだと彼は考えました。
そこで、
「スリヤの王たちの神々はその王たちを助けるから、わたしもそれに犠牲をささげよう。そうすれば彼らはわたしを助けるであろう」
(歴代志下28:23)
と真の神を捨て、あろうことか敵の神々を頼みとするようにしました。
しかしその結果は、
「彼らはかえってアハズとイスラエル全国とを倒す者となった」
のです。
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悩みの時こそ、真の神に立ち返る時です。
方向転換の時は毎日与えられています。
今日も神の方向に目を向け、歩んで参りましょう。
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