今日のみ言葉【No.632】(2013年 8月26日)

なんのためにわたしはゲシュルからきたのですか。
(サムエル記下14:32)

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イライラするのはなぜでしょう?

答は簡単。自分の思い通りに行かないからです。

問題はその後。

(1)自分の思い通りに行かないところを、思い通りに行かせようとする。

あるいは、

(2)自分を省み、自分を変える。

私は損をしてでも後者の選択をすることをおすすめしたいと思います。

なぜなら、前者の生き方は周りの人の愛が全く見えませんが、後者の人生は周りの人の愛が目について仕方ないくらいだからです。

損して愛を取れと言うわけではありません。

しかし、順風満帆で愛のない生活よりも、苦労しながらも愛のある生活の方が幸福だと思われます。

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今日の聖句は、アブサロムの苛立ちの言葉です。

異母弟アムノンを殺害し、国外に逃れた彼ですが、将軍ヨアブの仲介により、エルサレムに戻ってきました。

しかし2年間、彼は父親であるダビデ王と会うことが出来ませんでした。

「この私を2年も放っておいて…」

アブサロムには、一計を案じたヨアブの緻密な段取りも、王という立場上、安易に息子に会えない父ダビデの苦悩も全く見えませんでした。

彼に見えていたものは自分のことだけでした。

そして、傲慢な人は被害者意識を持ちます。

ですから、

「なんのためにわたしはゲシュルからきたのですか。」

とはその結果の当然の言葉だったのでしょう。

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…、とここまで読んで、

「ドキッ!」

とした人は、傲慢な人です。

ご安心ください。神様があなたの心に語られたのです。

聖書は私たちの心を映し出す鏡ですから、アブサロムの姿に私たちの姿が映し出されたのです。

自分はアブサロムのようだ、と薄々感じたら、その感覚をごまかさないで、今すぐ神の御前に出ることが正解中の正解です。

その際、「自分は罪人だ!」などと強いて思い込もうとする必要はありません。

「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。」
(詩篇139:23)

の御言葉に従い、聖霊様に心を照らしていただくだけでよいのです。

悔い改めはそこから自然に起こります。

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神の光を心に入れ、照らし出していただく一日として参りましょう。

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