今日のみ言葉【No.599】(2013年 6月27日)
そして主がどんなに大きいことをあなたがたのためにされたかを考えなければならない。
(サムエル記上12:24)
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サッカーでも野球でも負けが込んでいるチームほど、
「よし、次がんばろう!」
と気持ちを前向きに切り替えようとしているものです。
案外これが良くないというのです。
スポーツのメンタル強化の専門家は、
「悔しさや辛さといった感情からも、敗因をよく分析することからも逃げてしまっているから、いつまでも強くなれない。」
と指摘します。
負けたことで
「自分はダメだ」
と自己否定までする必要はありません。
しかし、悔しさやつらさといったネガティブな感情をしっかり味わうことは必要なのです。
そしてそこから生まれる思いに本当の前進力があるのです。
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サムエル記で神は民にそのことを求めています。
人々が王を求めたのは、神に対する不信からでした。
彼らは目に見える人の統治を求めたのです。
神は祭司サムエルを通してその罪を指摘されましたが、
「主は、その大いなる名のゆえに、その民を捨てられない」
(サムエル記上12:22)
とも告げられました。
ですから、
「主がどんなに大きいことをあなたがたのためにされたかを考えなければならない。」
とサムエルは民に諭したのです。
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いきなり
「すみませんでした」
「今後気をつけます」
と行動を変えようとせず、
「主がどんなに大きいことを私のためになされたか」
を考え、じっくりその思いに浸るのです。
そして、そこからじわじわとわき上がる思いを大切にするのです。
神はそのことを人間に求めておられます。
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神が私たちの人生になされた数々の出来事を思い起こす一日として参りましょう。
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