今日のみ言葉【No.2993】(2023年 1月21日)「生活の処方箋(15)『素直さ』」

京都嵐山「竹林の小径」

ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって、心から教を受けいれ、果してそのとおりかどうかを知ろうとして、日々聖書を調べていた。
(使徒17:11)

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一般的に見て、成功した方に共通している「成功の条件」は何だと思いますか。

環境でしょうか、あるいは、学歴でしょうか、はたまた、財力でしょうか…。

その一つに、「素直」とよく語られます。

素直とは、何よりも相手に、状況に、謙遜に耳を傾けることのようです。

祝福は水と同じで、低い方へと流れるからです。

第二に、素直とは「従うこと」です。

決して盲従や隷従という意味ではなく、聞いた真理に対して「はい」と素直に従うこと、すなわち実行することに他なりません。

最後に、素直とは「続けること」です。

「試しに一度だけやってみる」のではなく、結果を見るまで、成功するまで、決してやめないことです。

継続こそが、素直のもっとも大切な極意のようです。

心して日を過ごしたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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パウロが伝道した中で、

「ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって」
(使徒17:11)

と、素直な人たちであると評価されたのがベレヤに住むユダヤ人です。

彼らは

「心から教を受けいれ」

とあるように、パウロが語ることを偏見なしに受け止めました。

これは物事の真理を探る際に非常に重要な態度です。

ピサの斜塔からガリレオが2つの金属球を落とした言われるエピソードをご存知でしょう。

「重い物と軽い物を同時に落としたら、重い方が軽いのよりも早く落ちる」

これが当時の先入観でした。

しかし、ガリレオが示した科学的真理はそれとは違って、2つは同時に落ちます。

自分が思っていることと相手が語っていることが違っていても、まずそれを受け止めることが素直ということです。

その一方で、

「果してそのとおりかどうかを知ろうとして、日々聖書を調べていた」

とあるように、聖書に基づいて判断するのが、その素直さを支えるために必要なことです。

これが盲従や隷従へと陥ることを防ぎます。

後は実行です。

信じたことを、その通りに行ってみること。

多少の失敗や思い違いがあっても、まずは続けてみて、神の真理の実体験を積み重ねること。

ベレヤの人々はそのように行い、

「そういうわけで、彼らのうちの多くの者が信者になった。また、ギリシヤの貴婦人や男子で信じた者も、少なくなかった」
(使徒17:12)

となりました。

素直さが救いを広めたのです。

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神の言葉に素直に耳を傾け、

「聖書の言うことは本当だ」

と体験する人生を歩んで参りましょう。

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