今日のみ言葉【No.2809】(2022年 5月13日)「イエスと家族(1)」
さて、イエスの母と兄弟たちとがイエスのところにきたが、群衆のためそば近くに行くことができなかった。
(ルカ8:19)
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令和の新入社員に昭和の上司が当たると、悲劇が起こります。
パワハラの概念が全く違うからです。
あなたが昭和タイプの人なら、自分にとっての「当たり前」のことはもちろん、「良かれと思って」や「伸ばしてあげよう」という善意すらも、すべて
「もしかしてパワハラではないか」
と思って事前に入念にチェックしておくことをお勧めします。
現実はあなたが思う以上にかけ離れているからです。
常識を疑うことは、神が差し出す真理を受け取る際に必要です。
イエス様は血縁関係と救いについて、当時の人々の常識を覆す言葉を言われました。
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あかりのたとえ話の次に、
「さて、イエスの母と兄弟たちとがイエスのところにきたが、群衆のためそば近くに行くことができなかった」
(ルカ8:19)
と書いてあります。
あなたはこれを読んで何の不思議も抱きませんか?
おかしいと思わないということは、あなたの中に「家族に関する常識」というものがあるので、スッと素通りできるからです。
こう言われればわかるかもしれません。
イエス様はすでに数々の奇跡を行い、有名人になっていました。
突飛なたとえになりますが、我が子イエスは人気アイドルグループのセンターで踊っているようなもので、マリヤは人気スターの母親なのです。
芸能人の親がいきなりステージに飛び込んで子供に会いに行くということがあるでしょうか?
あるはずがありません。
大勢の観客がいるはずですし、仕事の邪魔をすることになります。
今日の聖句でも
「群衆のためそば近くに行くことができなかった」
(ルカ8:19)
とありますから、そのようになることはイエス様の家族は皆わかっていたはずです。
しかし、私たちが何の不思議もなく読み進めるということは、
「親が子に会うのは当たり前」
「家族だから当然」
という血縁関係の常識というものが働いているからです。
イエス様はここを正しいものにしようとなさいました。
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さて、家族が突然やって来たということは、緊急事態だと考えたからです。
それが何だったのかは、次回以降に明らかにしていきます。
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親子の関係、家族の関係を神の光に照らされて見て参りましょう。
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