今日のみ言葉(2012年 3月17日)【No.266】
すると園丁は答えて言った、『ご主人様、ことしも、そのままにして置いてください。そのまわりを掘って肥料をやって見ますから。
(ルカ13:8)
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今日の聖句では、3年間も実を待ったのに収穫がないので、主人はいちじくの木を切ってしまおうとします。
しかし園丁が、もう1年待って下さい、肥料をやってみて、それでもダメなら切って下さいと主人に頼み込み、いちじくの木の可能性に賭けています。
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このたとえ話の登場人物は、
実がならないいちじくの木
→ 人間
木を切り倒そうとした主人
→ 神
それをとめる園丁
→ イエス・キリスト
です。
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私たちが悔い改めの心を持たず、神の心を痛めることを繰り返しつつも、なお平穏に生きていられるのは、この園丁であるイエス・キリストのとりなしのお陰です。
イエス様が父なる神様に向かって、
「来年こそきっとこの人は実を結ぶようになります。それまでお待ち下さい。」
と祈っておられるのです。
イエス様の十字架の贖い、そして、それほどまでに人間を愛する愛の迫りを感じます。
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この個所を解説した榎本保郎牧師の一文を紹介いたします。
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イエスを十字架につけっぱなしにしておいてはならない。
あのアリマタヤのヨセフたちが、イエスの十字架を見たとき、たまらなくなって、イエスの亡骸(なきがら)を十字架からおろした。
私たちのために、イエス様ありがとうございました。
私たちのためにこんなにまで苦しんで下さって、手に足にくぎを打ち込まれ、十字架につけられたイエスに対して申し訳ございませんと、その亡骸をおろす人間になり、日々神の前に悔い改め、神に立ち返る者でなければならない。
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私たちは神の愛のゆえに生かされています。
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