今日のみ言葉【No.2238】(2020年 4月 4日)「命を得させ、豊かに得させる」
盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。
（ヨハネ10:10）
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最近は「コロナ疲れ」を覚える人が増えていると言います。
不安を煽る情報に囲まれ、否定的メッセージを取り込み過ぎたのです。
取り入れるべきは正しい情報と、それに基づく確かな希望です。
汚染された空気を吸い込んだ肺には、吸入器で薬を取り入れさせ、きれいな空気を供給することが必要なように、私たちの魂にはイエス・キリストにある肯定的メッセージを取り入れることが必要なのです。
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今日の聖句の「盗人（ぬすびと）」とは直接的にはパリサイ人のことですが、究極的には悪魔のことです。
悪魔（サタン）が私たちのところにやってくる目的は、「盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするため」です。
つまり、人間の心から平安を盗んで不安にさせ、希望を失わせたりするのです。
しかし、「わたしがきたのは」、とイエス様は御自分が来た目的をこう語っておられます。
「羊に命を得させ、豊かに得させるためである」
（ヨハネ10:10）
つまり、羊である私たちの平安がさらに増し、この先どんな困難に出会おうとも希望を持って生きることができるようにして下さるのです。
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サタンが与える疑いや不信仰という汚染された空気ばかり吸っていたら、あなたの精神状態も霊的状態もダウンしてしまいます。
イエス様が与える新鮮な空気を胸いっぱい吸い込むことがあなたの霊的健康を支え、より強くされるのです。
否定的メッセージで暗い気分になっている方は、それが当たり前だとは思わないことです。
「これは標準以下の状態だったのだ。サタンに安心を奪われていたのだ」
と気づき、「羊に命を得させ、豊かに得させる」と約束されるイエス様の言葉の方を取り込むのです。
それが与えられた命を完全燃焼させる生き方なのです。
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先日、
「先生、今までどうもありがとうございました。元気なうちにお礼が言いたくて来ました」
という方の訪問を受けました。
彼女は元々身体が弱く、ガンの手術もされ、お医者さんから
「次に肺炎にでもなったら終わりだからね」
と無理をしないように釘を刺されている方です。
彼女は、以前私から
「まだ健康なうちに死んだ時のことを考えておくものですよ」
と聞いたことが心に留まり、きちんと準備をされていることをお話してくださいました。
コロナウイルスにどこで感染するかわからない今の世の中で、
「いつお迎えが来ても大丈夫」
と病弱なはずの体で平然と立っておられる姿は、まさに信仰によって生かされている姿だと感じられました。
イエス・キリストを信じる信仰は、人をこのように強くさせるのだとしみじみ思わされながら、その人が帰るのを見送らせてもらいました。
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キリストにある豊かな人生を歩む一日とさせていただきましょう。
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