今日のみ言葉【No.2027】(2019年 6月 6日)「私を支えた御言葉(4)」
とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある。
(申命記33:27)
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私は夜中にトイレに立つことはないのですが、ほぼ2時間おきに目が覚めます。
朝までぐっすり眠っていたという日は年に数日もないでしょう。
これが年齢による体質の変化か、ストレスによる影響かはわかりませんが、もし夜中に目が覚めて2時間位は眠れず、そんな日々が2週間以上続いたら睡眠障害の疑いがあります。
お心当たりのある人は近くの内科、できれば心療内科に今すぐ行くことをおすすめします。
眠れるということと心の安定には密接な関係があります。
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安眠の御言葉は
「とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある」
(申命記33:27)
です。
イエス様はこの御言葉を当然ご承知でした。
ですから、ガリラヤ湖上で激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、沈没の危険が迫ってきた時にも
「ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた」
(マルコ4:38)
と平安でおられたのです。
それは旧約聖書のダビデも同じでした。
彼は自分が追われている身で危険にさらされていることを重々承知していながら、
「わたしはふして眠り、また目をさます。主がわたしをささえられるからだ」
(詩篇3:5)
と言っています。
彼は神の「永遠の腕」が自分の下にあり、その支えがあることを信じ切っていたのです。
神の永遠の腕は睡眠だけでなく、死を間近にした時にも私たちを支え、栄光を現してくださるのです。
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Dさんのお姉さんは人生でたくさんの問題を抱えながらも、家庭や仕事に精一杯向き合い、一生懸命生きていました。
しかし、自分の力ではどうにも解決出来ない事の前に神様を求め、先に信仰に入った妹のDさんを通して教会の祈り会へも出席なさいました。
純粋な信仰心を持っているように見えましたが、問題の深さに神様の奇跡は起こらないと不信感を持ち、
「神は言葉だけじゃないか」
と、教会を否定し、ついには家族や親族、友人たちとのつながりも絶ってしまいました。
月日が経ち、その娘さんから「母は膵臓ガンの末期です」という連絡が来ました。
Dさんは姪からその言葉を聞いた時、複雑な気持になりました。
長年音信不通であった姉であり、自分が教会に通っている事や母親の介護をしている事で、良く思われていない事を知っていたからです。
「姉に何と声をかけたら良いのか…」
彼女は戸惑い、見舞いに行くのをためらいました。
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そんな時、祈っていたら、
「とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある」
(申命記33:27)
の御言葉の栞を持って行く事を示されました。
しかしDさんの心は、
「神様を嫌っている姉にどうやって渡せるの?神様、出来ないよ!」
という気持ちでいっぱいだったのです。
幸いな事に、この時神様は祈りに答えてくださり、彼女の心の暗い闇を取り払い、お姉さんに会えるのを楽しみにさせて下さいました。
東京のホスピスに出かけ、久しぶりの姉妹の再会は穏やかなものとなりました。
帰る前にはみことばの栞を渡そうと思っていましたが、渡すきっかけとなる言葉も思いつかないまま栞を持った時に
「これはお守りね」
と、声をかけるように示されました。
神様から導かれたような気持ちでした。
1ヶ月程のち、お姉さんは亡くなり、葬式の棺の中にいる顔を見ようとのぞき込むと、顔のすぐ側に御言葉の栞が置いてありました。
「あぁ、神様が共にいて下さったんだ!」
目から涙があふれました。
子どもたちに栞の事を聞いてみると、
「お母さんはその栞をずっと枕の上に置き、寝ていたから、一番大事なものだと思って棺に入れました」
と教えてくれました。
葬式に来てくれた人みんなにその御言葉を見せてくれているようでした。
お姉さんは洗礼は受けていませんでしたが、人生の最後で神を拒否することをやめ、御言葉の支えを受け入れておられたのです。
Dさんはこう言っておられます。
「姉は亡くなりましたが、神様は祈りを通し、みことばを通し、死んだのちも神様の栄光現れる時を用意していて下さる事を身をもって教えてくださる時でした。『とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある』。どれほどこのみことばが姉の心を支えたかを思うと本当に神様のなさるわざははかりしれなく感謝で感動です」
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今日も神の永遠の腕を信じつつ、その支えの平安を味わう一日として参りましょう。
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