今日のみ言葉【No.492】(2013年 1月26日)
そこで、イスラエルの人々のかしらたちはパロのところに行き、叫んで言った、「あなたはなぜ、しもべどもにこんなことをなさるのですか。
(出エジプト記5:15)
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「どうせ」という言葉はあまり使わない方がよい言葉の一つです。
「どうせ」の後には必ず否定的表現が来るからです。
「どうせムリでしょ。」、「どうせ私なんか…。」
全否定されれば良い考えが浮かんでくる余地がありません。
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ところで、この言葉を使うと楽になることも事実です。
100%無理なのですから良くなる可能性はゼロ…、ということは、考える必要が無くなるからです。
ストレス満載の現在の状況を変えていくために、更に努力をしなければならないのなら、
「どうせやっても無理なんだから…」
と、心も体もマヒさせ、その状況に慣らしていく方を人間は選ぶようです。
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今日の聖句では、イスラエル人のリーダーたちでさえ自分たちのことを「しもべ」つまり「奴隷」と呼んでいます。
その一つの理由は、エジプトの王パロが彼らを奴隷として扱い始めたからです。
しかし最大の理由は、人間はいつの間にかその環境は変えられないものとして、抵抗するのをやめてしまう性質です。
暑さや寒さに順応するのは素晴らしいことですが、いじめ・体罰・セクハラ等の不当な扱いに対しては別です。
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人はどうしても安定を求め、変化を好みませんが、あなたは今、あえて変化する努力をしなければならない状況におられるのではないでしょうか?
そういう場合、行動を変えることから始めると大きなエネルギーを必要とします。
行動よりも前に意識を変えることから始めましょう。
意識を変えるには、まず言葉づかいを変えることです。
「どうせ」は禁句。自虐的言葉も心して使わないことです。
これだけでも相当な抵抗を感じます。
しかし、神様が起こそうとする変化に抵抗する代わりに、私たちを変化させないようにする状況や力に対して抵抗しましょう。
神様は良いものだけを与えようとされるお方だからです。
私たちがすべきことは、まず一歩進み出すことです。
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私たちは神に愛されている素晴らしい作品であることを心にとめて参りましょう。
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