今日のみ言葉【No.3463】(2024年 9月28日)「生活の処方箋(176)『コミュニケーションの名手』」
罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。
(ローマ6:23)
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コミュニケーションが成り立つかどうかは、媒体によって決まります。
言葉がコミュニケーションに占める割合は7%で、38%が声の響きやムード。
そして残り55%がボディランゲージと言われます。
「なぜかあなたの話はよくわかる」
というのは、言葉ではなく、この93%の部分が相手に伝わるのです。
説明の多い時代、物事がなかなか伝わりません。
物事が伝わるためには、説明ではなく、実体、そこにある命が最も大切ということでしょう。
ですから、頭で人生を生きるのではなく、実際に体験し、味わい、消化し、エネルギーに変えていく人こそコミュニケーションの名手と言えます。
こつこつと地道に歩むことです。
これは、あまり上手に説明できなくても、誠実さや真実味がじわじわと伝わってくる、東北人ならではの宝と言うことができます。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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頭で人生を生きようとする人は、効率を求めます。
無駄な道を歩まずに一直線の道を好みます。
しかし、体験を積むということは、寄り道、脇道、遠回りをすることです。
ある時は、延々と同じ所を回ります。
無駄で失敗ばかりの人生と思わざるを得ないところを通り、そこで得たものが実はコミュニケーションの宝となることを私たちは後に知ることになります。
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聖書は、
「罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである」
(ローマ6:23)
と語ります。
ここでの「報酬」とは軍隊用語で、将軍から兵士に支払われる給与のことです。
罪を主人とし、その命令に従うと、勝利を得るのではなく、「死」つまり、やればやるほど「無意味」や「虚しさ」という給料が支払われるということです。
神の御心に沿わない罪の行いは実を結ばないのです。
一方、キリストを信じて得られる永遠のいのちは、稼いで得る給与ではなく、「神の賜物」と書かれています。
自分の努力や成果に従って与えられるのが給与ですが、それとは関係なく、私たちの行いが成功であろうと失敗という評価を受けたとしても、与えられるのが「永遠のいのち」です。
神の御心を行おうとする時、様々な体験をし、右肩上がりの一直線の成功路線を歩まないのが常です。
しかし、その中に神は様々な祝福のギフトを与えて下さり、そこで得たものがあなたのコミュニケーションのための道具として用いられるのです。
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主の祝福に満ちあふれる今日となりますように…。
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