今日のみ言葉【No.2018】(2019年 5月27日)「聖書の読み方(8)」
「しもべは聞きます。主よ、お話しください」
(サムエル上3:9)
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トランプ大統領が来日し、大相撲観戦など大歓待を受けているようです。
世界にはケンカ腰で向かってくる相手もいるのでしょうが、このように友好的に接する相手との方が建設的に話が進むことでしょう。
神様に対しても同じことが言えるのではないでしょうか?
これは聖書を読む時のヒントとなります。
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聖書の読み方をずっとご紹介してきました。
先人の知恵に従ってみると、なるほど、早く効率的に聖書全体を理解できることが体験的にわかります。
しかし、そのような決まったやり方を教えられると、押し付けられたように感じる人もいらっしゃることでしょう。
そのような方に申し上げます。
聖書は原則的にどこから読んでも構いません。
ただし、これだけは外してはいけないポイントがあります。
それが今日の聖句です。
「しもべは聞きます。主よ、お話しください」
(サムエル上3:9)
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聖書を読んでいくと、神から語りかけられているような、自分がハッとさせられるような箇所に出会う時があります。
そのような時には、神に対して論戦を挑むような態度は避けることです。
むしろ、神からの語りかけがあったのだと受け取り、それに対して応答するつもりで読んでみて下さい。
これが神と友好的態度で読む読み方です。
この態度を信仰の先輩方は、
「祈りつつ読め、読みつつ祈れ」
と表現しています。
そうすると、今までわからなかった神とキリストと人間のことがわかり始め、確信と希望が芽生えてきます。
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あなたの教会でも少人数のディボーションのグループがいくつかあることでしょう。
聖書の御言葉を読み、静かに瞑想し、神様が自分に対して語りかけてくださったと感じることを分かち合い、実際の生活に適用していこうとする集いです。
私たちの教会では、教会員に加え、まだ洗礼を受けていない未信者の方、キリスト教初心者の方も参加されています。
その方々が上記のような心構えで聖書に向かう時、決して的外れな感想ではなく、実にピタリと神の御心を捉え、自分の生活と照らし合わせて応用されることを見ます。
神は聖書を通して、どこかで私たちの心に語ってくださるのです。
そのわかったところを大事にし、神からいただいた宝物として一日々々を生きていくことが、聖書を人生の土台に据えた生き方なのです。
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「しもべは聞きます。主よ、お話しください」
と祈りつつ、今日も聖書を読んで参りましょう。
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