今日のみ言葉(2012年 1月30日)【No.231】
「だから、町の大通りに出て行って、出会った人はだれでも婚宴に連れてきなさい。」
(マタイ22:9)
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今日の聖句は、異邦人への救いの道が開かれたことを意味する個所です。
異邦人とはイスラエル以外の外国人、すなわち、日本人を含めて全ての人類はこの中に含まれます。
聖書は、最初に招かれたイスラエル人は神の招待を断り、イエス・キリストを十字架につけたと記しています。
そこで神は、神の国の祝宴に預からせるために、イスラエル以外の人々を招かれたのです。
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「出会った人はだれでも」
とあります。文字通り、どんな人も神の救いの招待の中にいます。
「出会う人は、悪人でも善人でもみな集めてきた」
とありますから、私たちの行いや過去は問われません。
ではこの救いはどこにあるのでしょう?どこで神と出会えるのでしょうか?
そのヒントは、
「町の大通り」
という言葉にあります。
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ここで使われている「大通り」とは、現代の私たちが想像する華やかなメインストリートではありません。
実は、道の行き詰まったところなのです。
貧しい人や、職が無くて暇な人たちのいる所です。
雇ってくれる人がいないかと朝早くから立ち続け、「今日も仕事は無いのか…」、という焦りと失望感に打ちのめされまいとして、心をもずっと立たせ続けている人が集まっている所です。
そこに、「王の招きで婚宴があるから今すぐ来なさい」という声がかかるのです。
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ポイントは、今どのように神に応えていくか、ということです。
自分がそれを受けるにふさわしいか、とか、何かおみやげを持って行かなければ、などと考える必要はありません。
「王様は、私がそこに行き、その場にいることだけで喜んで下さる」
と信じて、その招きに応答することです。
その決断があなたの人生を変えていきます。
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<< 祈 り >>
神様、大通りにいる私に声をかけて下さってありがとうございます。でも、大通りにいなければあなたに会えなかったのですね。
あなたの招きに応えることには、若干の恐れがあります。完全な信頼ではなく、だまされたと分かったらすぐ逃げようと準備をしている私です。
でも、そのありのままの私であなたの招きに応えます。礼服はあなたが準備して下さることを感謝します。アーメン。
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今日、あなたに差し出されている神の招きとは何でしょうか?
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