今日のみ言葉【No.1797】(2018年 7月 9日)「 イエス・キリスト(3)」
よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
(ヨハネ6:47)
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私は年に数回くらいしか高速道路を利用しないので、車にETCをつけていません。
たまに高速道路を走るとき、料金所で必ず止まらなければなりません。
通行料金を払わなければそこから先に進めないからです。
その間、隣のETCレーンでは何台もの車が、スーッ、スーッと走り抜けていきます。
内心、やっぱり
「いいなあ」
と思います。
何の問題もなく通り抜けていけるのか、支払いを要求されて立ち止まるのか。
永遠の命を持つ者とそうでない者との違いと似ています。
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イエス・キリストの教えには、新しい神観、神の国の支配がありましたが、3つ目は永遠の命です。
永遠の生命が与えられるとは、その人が決して死なないということではありません。
今の状態がずっと続くことが永遠の命を持っているということではないのです。
人は誰でも肉体の死を迎えます。
それはキリストを信じていたとしても同じです。
しかし死で終わりではなく、その先には復活があります。
「わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終りの日によみがえらせるであろう」
(ヨハネ6:40)
そして、クリスチャンには永遠の祝福を神と共に生きる約束が与えられています。
「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」
(黙示録21:3-4)
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ところで、復活するのはクリスチャンだけではありません。
実は全人類は皆復活させられます。
それは神の裁きの時です。
聖書は、
「大きな白い御座」
(黙示録20:11)
があると記し、死人がよみがえらせられ、神の裁きを受けると言っています。
「海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた」
(黙示録20:13)
これは、神の料金所を通らせられるようなものです。
人は自分が生きていた時の仕業に応じて、報いが与えられ、また、罪の代価の支払いが求められるのです。
さて、その隣のレーンに並ぶ人々は、スーッ、スーッと何事もなく通り抜けていきます。
クリスチャンが通るレーンです。
皆ETCならぬ、キリストを信じる信仰を内に持っているので、裁きを受ける必要はありません。
永遠の命とは、神の審判を通り抜けることのできる命なのです。
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「信じる者には永遠の命がある」
(ヨハネ6:47)
この御言葉を喜ぶ一日として参りましょう。
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※御言葉メールのスケジュールは、
・月曜と木曜…初級(入門講座)
・火曜と金曜…中級(マルコ福音書講解)
・水曜と土曜…上級(信仰生活の訓練)
となっております。
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