今日のみ言葉【No.1778】(2018年 6月14日)「 神とは(2)」

神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。
(ヘブル1:1-2)

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蔵王山でキャンプをした時、夜、天の川を横切っていくつもの流れ星が走り去るのを見ました。

我が太陽系が属する銀河系が人の目には天の川となって見えます。

そこには数千億の恒星が渦巻状に集まっていますが、地球はその内側にあるので、帯状にぼんやりと見えるのだそうです。

天の川の端が地面に着いて見えなくなったその先が、グルッと360度私たちを囲んでまた私たちの目に見える所に出てくるのだと知ると、なんとなく荘厳な思いになります。

大自然、大宇宙を通して人はこれらの創造主なる神の存在に思いを馳せるものです。

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神は自然を通しても語られますが、言葉を通して知る神がより正確です。

聖書を読むと、まず旧約聖書の預言者たちを通して神が語られたと書いてあります。

「神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られた」
(ヘブル1:1)

神はイスラエルの民の中から預言者たちを選び、ご自分の意志を伝え、人々に語らせ、それが旧約聖書となってまとめられています。

そして、時至り、神は御子イエスを世に遣わし、キリストを通して2000年前の人々に語られました。

「この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである」
(ヘブル1:2)

神はご自身のことをさらにはっきり人間に知らせるため、キリストを地上に誕生させ、人が罪から救われ、神と共に生きる道を示されました。

このイエス・キリストのことを記したのが新約聖書です。

ですから、キリスト教の神は人間が考え出した神とは異なります。

神の方から人間に、預言者とキリストを通して語られたのです。

そして、神ご自身の言葉で神が理解されるのがキリスト教です。

21世紀の現在、私たちは旧約聖書の預言者たちの言葉と新約聖書に記されたキリストの言葉と行い、そしてその後、聖霊に導かれた弟子たちの記録を通して真の神を知り、神と出会うのです。

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このようなことを背景にして、

「聖書は神からのラブレターです」

と言うことがあります。

聖書を通し、イエス・キリストの人格を知り、そしてキリストを通して神を知ります。

その神は人間を愛する方ですが、アダムとエバ以来、人と神の間は罪によって隔てられ、関係が切られてしまいました。

この罪は命という代償を払うことによって消えます。

そこで神はご自分のひとり子イエス・キリストを地上に遣わし、十字架につけて罪のあがないとなさいました。

このことを信じる者は全て罪赦された者として認められ、神の愛の中に生かされ、永遠の命をいただき、来たるべき天国で永遠の祝福をいただいて存在します。

この神の真の姿を知らせるのが聖書であり、この神の言葉を通して人は命を得るのです。

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神様からのラブレターを開いて読む一日として参りましょう。

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