今日のみ言葉【No.1232】(2016年 2月22日)

今からでも、あなたがたは心をつくし、断食と嘆きと、悲しみとをもってわたしに帰れ。
(ヨエル2:12)

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「今でしょ」のフレーズで注目を集め、その年の流行語大賞を獲得した林修氏はテレビにひっぱりだこです。

しかしご存知のように本業は予備校の講師。

本業に支障が出ないように、芸能事務所に所属してテレビなどの芸能活動一切を管理してもらっているそうです。

もしも人気が落ちて、テレビ出演がなくなっても、予備校の先生というホームグラウンドに戻れる強みを持っておられますから、切れの良い話ができるのかもしれません。

いつでも帰れる場所を持っている人の強さが垣間見えます。

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ヨエル書第2章では、「イスラエルの民よ、神に帰れ」と強調しています。

「今からでも」

とあるように、神に戻るのに遅すぎることはありません。

時を逸してしまったとしても、また、自分の不注意でそうなったとしても、とにかく、

「今からでも」

主に立ち返れ、とヨエルは語ります。

神は人間が帰ってくるのを待っておられるからです。

「あなたがたの神、主に帰れ。主は恵みあり、あわれみあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災を思いかえされるからである。」
(ヨエル2:13)

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帰る場所がある人は幸いです。

どんなことがあっても、そこでは責められることがなく、受け入れられ、慰められるところ。

キリストの十字架を通して神に帰る人には、その場所が保証されています。

今からでも遅くはありません。

自分のありのままを祈りという形で神に話し、キリストの十字架によって罪赦されることを信じます、と神に申し上げることが、人生を別の方向に向けていく鍵です。

そこから先は神に導かれる人生が始まっていきます。

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Aさんは80歳を過ぎても元気に礼拝に出席している方です。

クリスチャンホームに生まれ、家庭集会を行うほどの敬虔な信仰の持ち主である両親に育てられましたが、キリスト教には反発していました。

やがて自立し、人生の様々な経験を通して、自分の限界を知り、Aさんも洗礼を受けられました。

ご家族一同、あの反抗していた息子を喜んで受け入れられました。

やがてAさんは結婚し、家庭を持ち、お子さんが生まれました。

ところが、クリスチャンホームとして出発し、生まれた我が子がキリスト教に反発します。

全く自分と同じです。

Aさんはお父さんとして忍耐を持って接し、

「いつかわかる日が来るだろう」

「イエス様に出会う日が来るように祈ろう」

と奥様と共に祈る日々が何年も続きました。

やがてその娘さんも、ご自分の様々な人生経験を通して、神に立ち返り、クリスチャンとなられました。

親子共々、礼拝に集われている光景は、神の恵みの光にあふれています。

3代続いているクリスチャンホームの家系は、やがて4代目、そして5代目の誕生もすぐ目の前です。

神に頼る時の力強い導きはこのような形で現実化するのです。

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「今からでも」神に立ち返り、神の恵みを現実のものとして受け止める一日として参りましょう。

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