今日のみ言葉【No.1224】(2016年 2月 3日)
彼らは銀と金をもって、自分たちの滅びのために偶像を造った。
(ホセア8:4)
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私の家内が10年ぶりにインフルエンザで倒れてしまいました。
家族としては感染しないように対策を取らなければなりません。
あれこれ調べると、結局いつも通りの、「うがい・手洗い・マスクをかける」が基本なのだと分かりました。
ただし、いくら高価な消毒液を備え、最高級のマスクを買ったとしても、ウィルスを退治するのは神様が人間に与えておられる免疫力です。
免疫力アップのためには、自分に過剰なストレスをかけず、心を安定に保つこと。
つまり、いつも通りに神に祈って感謝の生活をし、普通に動いて、美味しく食べ、ぐっすり眠ることが結論です。
神が定めた生活が、実はウィルス退治に最も効果的な生活だと分かりました。
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ホセア書第8章では、イスラエルがいかに自分の考えにこだわり、その結果が徒労に終わっただけでなく、むしろ災いをもたらしたことが記されています。
「彼らは銀と金をもって、自分たちの滅びのために偶像を造った。」
(ホセア8:4)
彼らは自分の助けになると思って偶像にお金を注ぎ込んだのでしょう。
しかしそれは何の益にもなりません。
しかも、それが自分たちに滅びを招いていることに気がつきません。
ホセアの妻が不倫相手に貢いだあげく、結局捨てられ、奴隷になって生きる他ないまでに身を落としたのと同じです。
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本当に神が喜ばれることは何か。
それには、まず立ち止まり、自分の考えを一度手放し、祈り、よく考え、考えに考え抜いて悩む時間が必要です。
なぜなら、人はそうそう自分の思いを手放すことなどできないからです。
握りしめて離さない我が思いを神にお任せすることは、まだあるチャンスを自分から捨てて放棄するように思えますから、並大抵ではできません。
ですから、悩み迷う時間がいるのです。
それでもハッキリとは確信が持てない選びの時を幾度となく経験しながら、徐々に人は神の御心を正しく選ぶ者となっていけるのです。
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Aさんはパートで介護施設のお掃除の仕事をしておられます。
入って間もない時、入居者の方がベッドに腰を下ろしたまま、「足を上げてくれ」と言われるので、何の気無しに足を上げて寝かせてあげました。
実のお母さんを自宅で介護した時の経験が役に立ったのです。
ところが、施設の責任者から呼び出され、「そのようなことはしないで下さい」と指導を受けました。
万が一、事故が起きた場合、責任問題に発展する可能性もあったからかもしれません。
Aさんは「申し訳ありませんでした」と頭を下げましたが、なんとなく具合の悪い違和感を内に感じました。
彼女は、すぐに、
「あ、頭は下げたけど、この行動には心が伴っていない」
と気づきました。
この気づきが大事なのです。
「神にゆだねる」という模範解答に自分を従わせようとする時の、なんとも言えない違和感を感じる時こそ、神との出会いの時です。
そこで自分の本当の心がわかり、この思いをゆだねることなのだ、と今まで見えなかった一番の核心が示されるのです。
Aさんは神に心探られ、無事、安らかな心で悔い改めをすることが出来ました。
この平安は何物にも代えられない価値あるものです。
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神様が与えてくださる「気づき」を大切にする一日として参りましょう。
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