今日のみ言葉【No.1223】(2016年 2月 2日)

わたしがイスラエルをいやすとき、
(ホセア7:1)

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ホセアは北イスラエル王国末期に活躍した預言者です。

つまり彼は、国が終わる直前の混乱の様子を目の当たりにし、そこで語られる神の言葉を取り次がなければなりませんでした。

冒頭の1節に

「わたしがイスラエルをいやすとき、」

とありますが、続く言葉が厳しいのも当然のことです。

「エフライムの不義と、サマリヤの悪しきわざとは現れる。」
(ホセア7:1)

第7章のその後は、4つのたとえで北イスラエルの罪を次々と暴いていきます。

(4節)パンを焼く炉
陰謀を果たす時をじっと待っている人々

(8節)火にかけてかえさない菓子
表面上は神に頼った様子で、裏側では諸外国に頼っている外交

(11節)愚かな鳩
あちこちの国へ安全保障を求めて飛び回る様子

(16節)あざむく弓
たるんでしまって矢を放てない、つまり神の用を成せない状態

神に選ばれたはずのイスラエルが、他の一般の国々にも劣る、まさに末期状態にいたのです。

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神様は癒やす御方です。

「わたしは主であって、あなたをいやすものである」
(出エジプト記15:26)

お医者さんに癒してもらうためには患部を見せなければなりません。

すると、

「ここは痛いですか?」「ここはどうですか?」

と触診されることがあるでしょう。

悪い部分に触れられると激痛が走ることがありますが、それを避けていたら治療の仕様がありません。

これと同じように、神様は癒やしのために私達の悪い部分・罪・恥部を表に出されます。

その時は、痛みを感じ、つらい思いをすることでしょう。

しかし、癒やし主である神が愛をもって私たちに触れて下さっていることを忘れないようにしましょう。

何よりも、十字架につかれたイエス・キリストの

「その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ。」
(イザヤ53:5)

という罪の身代わりが成されたことを心に留めましょう。

キリストを信じる者は神の御前で罪が赦されている、と確信し、神の癒やしの方法に身を任せることが肝心です。

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主の御手に任せる一日でありますように…。

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