今日のみ言葉【No.3892】(2026年 4月14日)「迫害の時代(4)」

エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たならば、そのときは、その滅亡が近づいたとさとりなさい。
(ルカ21:20)

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なぜ各国政府は失業率に気を配るのでしょうか?

その理由の一つは、大量の失業者が出ると、社会不安が生じ、治安が悪化するからです。

それは現政権への強い不満へと発展し、国家経営のリスクとなります。

ローマ帝国の支配下にあったイスラエルでも、この「失業」が引き金ととなって反乱が起きた経緯があります。

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ルカによる福音書21章20節~24節は、弟子たちが最初聞きたかった神殿崩壊時の様子を表した預言です。

これは歴史が証明する通り、紀元70年にローマ帝国によってエルサレムが陥落した際、現実のものとなりました。

なぜそうなったかの大きな理由に、「失業」があります。

紀元64年、約80年に渡るヘロデ大王によるエルサレム神殿建築が完了しました。

それは現場を支えていた人が職を失うということで、その結果、大量の失業者が出ました。

ローマ総督の任務は地域の治安を維持することですから、彼らがローマに反乱を起こさないようにするため、新たな「雇用の創出」をしようと試みます。

つまり、公共事業、インフラ整備です。

そのために必要なのは、今も昔も「財源」です。

当時の総督は、その資金を賄うために神殿から宝物を持ち出しました。

ところが、ユダヤ人にとってこれは到底許しがたい神への冒瀆行為です。

過激派たちが反乱を起こし、ユダヤ人たちは反ローマで結束し、反乱はユダヤ全土に及んだのです。

事態を重く見たローマ帝国は本格的な鎮圧に乗り出し、ついに紀元70年、エルサレムは完全に滅ぼされました。

それ以来、ユダヤ人は1948年に国家を再建するまでの約1900年間、世界各地へ離散し、過酷な迫害の中を生きることとなったのです。

このような歴史的事実を踏まえてルカ21章20節~24節を読むと、その意味がくみ取りやすくなるでしょう。

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神の御言葉はその通りになります。

神の御言葉を聞く謙遜さを身にまとい、今日の信仰の一歩を進めて参りましょう。

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