今日のみ言葉【No.3761】(2025年10月27日)「生活の処方箋(269)『自分自身の態度を変える』」

すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、心の深みまで新たにされて、真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。
(エペソ4:22-24)

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患者さんが、自分の病状を説明しました。

「体中が痛いのです。年のせいでしょうか。それとも老化のせいでしょうか。指で膝を触ると膝が痛むし、胃を触ると胃が痛みます。右のこめかみのところを触れるとそこも痛むのです。どうしてでしょう」。

この患者が異常な病状にあるとすぐに察した医者は、体全体をレントゲン撮影することにしました。

1時間後、レントゲン写真を詳しく調べ終えて、医者は言いました。

「あなたの体中が痛い理由がわかりました。あなたの体は何ともないのですが、指を骨折しています」。

時々、私たちは、この指のように、何をやってもダメだという状況や他人を指摘します。

しかし、それを指し示す指、すなわち自分自身の態度を変えることに気がつくことが鍵です。

気がつき、それに挑戦した人のみが、豊かな人生を生きるようです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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聖書は、私たちの状態を「古き人」と「新しき人」という二つの姿で語っています。

「すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、心の深みまで新たにされて、真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである」
(エペソ4:22-24)

「古き人」とは、過去の利己的で罪深い態度や振る舞いを指し、「新しき人」とは、キリストに従い、愛と真理に生きる新しい態度を指します。

この御言葉は、

「『古き人』を放っておいたら『新しき人』に変わっていた」

などということは言っていません。

意図的に古い態度を捨て、新しい態度を身に着けなさい、という意志的な行為を求めているのです。

もちろん、聖化の主体は聖霊です。

しかし、その変化には私たちの「意志」が求められています。

挑戦し、一度ではうまく行かず、何度も繰り返し、あきらめた後にまた始める…。

その過程の中で、聖霊が働き、私たちは「新しき人」とされていくのです。

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聖霊にゆだねつつ、新しい自分に挑戦する歩みを続けてまいりましょう。

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