今日のみ言葉【No.3749】(2025年10月11日)「生活の処方箋(265)『踏み切り、割り切り、思い切り』」
イエスは彼らに言われた、「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」。すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。
(マルコ1:17-18)
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板を削るのにカンナを、穴を開けるのにキリを用います。
あなたの人生に、新しい空気を入れる穴を開けるためには、3つのキリ、踏切、割り切り、思い切りが勘所です。
(1)踏み切り
どんなに良いアイディアがあっても、決断をしなければ、生涯同じ所に留まることになります。
もう少し立派になったら、このようになったら、と躊躇せず、一歩前進してみることです。
(2)割り切り
物事がなかなか思うように行かないと、つい、イライラして、忍耐に欠けることがあります。
人に何と言われようと、状況が変わろうと、割り切って待つこと。
これが大切です。
(3)思い切り
思い切りが悪いと欲を張り、一部を切り捨てられません。
全体から大局的に考えられませんから、やがてすべてを失うことになります。
思い切りの良さは、要所要所で問われる大切なポイントです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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マルコによる福音書は、他の福音書に比べて「すぐに」という言葉が多く使われていることで有名です。
それだけ「行動」に重きが置かれているのです。
イエス様がペテロとアンデレに
「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」
(マルコ1:17)
と言われた時、
「すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った」
(マルコ1:18)
とあります。
漁師にとって網は生活のすべてであり、それを「すぐに捨てる」ことは、世間的な安定や収入源を断ち切る、極めて思い切りの良い決断です。
彼らはイエス様が誰であるかを、まだ完全に理解してはいなかったでしょう。
しかし、彼らは迷いなく従いました。
人生には、論理ではなく「信仰」という非論理の一歩でしか越えられない瞬間があります。
それで短期的には成功したとか失敗だったとかの評価が出るでしょう。
しかし、人生という長い時間に照らし合わせた時、神の招きに従う人生には、人間的に成功したか、失敗して失ったかに関係なく、ただ神の栄光が現れる人生が残されてあるのです。
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踏み切り、割り切り、思い切り。
この三つを心に留め、主の呼びかけに応える一歩を踏み出してまいりましょう。
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