今日のみ言葉【No.788】(2014年 3月17日)
ユダヤ人モルデカイはアハシュエロス王に次ぐ者となり、ユダヤ人の中にあって大いなる者となり、その多くの兄弟に喜ばれた。
(エステル記10:3)
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「コピペ」という語がニュースをにぎわすようになりました。
「コピー&ペースト」の略で、誰かのものをコピー(複写)してペースト(貼り付け)すれば、宿題でも仕事でも楽々終わってしまえます。
昔は一字一句、これを手書きでやらなければならなかったので、それだけでも大層な手間がかかるひと仕事でした。
しかし今や、パソコンやインターネット上でデータはデジタル化されていますから、分厚い百科事典でさえ、ものの数秒で「コピペ」できてしまいます。
ただし、これは他人の作品や成果物を利用することですから、断りなくやれば「盗用」となります。
そこで学術論文の世界では、利用したことを明確に示すよう、「出典」を必ず明記しなければなりません。
それを怠り、盗用している意識が無いことに、様々な問題が起こる原因があります。
「出典」を確かにしていることが重要なことなのです。
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エステル記第10章は僅か3節のみの短い章ですが、最終章らしくハッピーエンドで結ばれています。
ところで、当初の災難から、誰がこの結末を予想し得たでしょうか?
神がこれからなさそろうとする業は本当に誰にも予想はできません。
しかし、ただ一つ明らかにされていることがあります。
それは、
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さる」
(ローマ8:28)
ということです。
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私たちの目の前には、悲しいこと、楽しいこと、意味の無いこと等が連続して流れていきます。
私たちはそれらを
「自分色のフィルター付のメガネをかけて見ているからそう見えているだけに過ぎないのだ」
ということに気づいていません。
たとえば、メガネのレンズに赤い色のセロファンをつけていれば、世の中は全て赤く見えます。
そして同系色の赤い色は逆に見えなくなります。
青い色のセロファン、黄色い色のセロファン…、も同じです。
つまり、人生を見るメガネも、
「どうせ何をやってもムダだ。」
というフィルターをつけていれば、そう見えるということです。
対照的に、
「全ては最善となる」
というフィルターをつけていれば、そう見えるのです。
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これは、人生とは全て最善となるようにできている、という法則ではありません。
そのように見るという「選択」なのです。
ただし、
「全ては最善となる」
というフィルターは、神の言葉である聖書が出典です。
これ以上ない、確かな保証がついています。
このフィルターが付いているか、いつの間にか古いフィルターに取り変わっていないか毎日確認し、日々新たに自分の位置を確認するのがクリスチャン生活の要なのです。
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確かな神の言葉に土台を置き、今日も最善を目指して歩んで参りましょう。
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