今日のみ言葉【No.745】(2014年 1月24日)

ところが彼は強くなるに及んで、その心に高ぶり、ついに自分を滅ぼすに至った。
(歴代志下26:16)

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東京都知事選がスタートしましたが、なぜ前知事の猪瀬氏は任期1年にしてやめなければならなかったのでしょうか?

辞任会見で「自分は傲慢だった」と言っておられます。

トップに立ち、何もかもうまく行くと、人は傲慢になり、自ら墓穴を掘るのです。

それは他人事ではありません。

私たちも毎日チェックしていないと、

努力の成果が出て成功

順風満帆

自分の能力の結果と錯覚

傲慢になる

自分の考えが最高と思う

周囲のアドバイスに耳を貸さない

大失敗

神が置かれた祝福の座から滑り落ちる

というパターンで、同じ穴に入ってしまうのです。

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ウジヤ王もその「傲慢」さえなければ「名君」と称えられて人生を終えられたことでしょう。

彼はイスラエルの歴史上最長の52年間、王として在位しました。

それは、

「彼は神を恐れることを自分に教えたゼカリヤの世にある日の間、神を求めることに努めた。彼が主を求めた間、神は彼を栄えさせられた。」
(歴代志下26:5)

とあるように、神を恐れ、神を求める結果として祝福が与えられたからです。

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「ところが彼は強くなるに及んで、その心に高ぶり、ついに自分を滅ぼすに至った。」
(歴代志下26:16)

何もかもうまく行き、今で言う

「結果を出せる人」

になった彼の心の中に、次第次第に

「傲慢」

が育ち始めました。

そしてとうとう、

「主の宮にはいって香の祭壇の上に香をたこうとした。」

とあります。

これは祭司以外してはならない行為です。

その罪をとがめられた時、傲慢になっていたウジヤは悔い改めることをせず、何と逆切れし、

「するとウジヤは怒りを発し、香炉を手にとって香をたこうとした」

のです。

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聖書は淡々とその後の事実を記述しています。

「彼が祭司に向かって怒りを発している間に、らい病がその額に起った。」
(歴代志下26:19)

「ウジヤ王は、死ぬ日までらい病人であった。彼はらい病人であったので、離れ殿に住んだ。」
(歴代志下26:21)

彼はあっという間に病気になり、それ以降この世と隔絶された生活を強いられ、人生を終えたのです。

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今の祝福は神から与えられたものであることを心に刻みましょう。

そして、今日も私たちの心に生えてくる「傲慢」に対しては、

「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」
(第1ヨハネ1:9)

という神の約束を信頼し、十字架のイエス様による罪のゆるしを再確認しましょう。

傲慢の芽は、この御言葉によって、丁寧に、一つ一つ、つみ取ることが鍵です。

今日もゆるされた感謝の一日として歩めますように…。

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