今日のみ言葉【No.744】(2014年 1月23日)

「主はそれよりも多いものをあなたにお与えになることができます」
(歴代志下25:9)

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アマジヤは王となり、反対勢力を一掃し、国内は安定に向かいました。

しかし彼の心配は南ユダ王国の兵力です。

何と彼は対立する敵国、北イスラエル王国から銀100タラントで兵士を10万人雇おうとしました。

そこで神の人が王に神の言葉を告げました。

「もしあなたがこのような方法で戦いに強くなろうと思うならば、神はあなたを敵の前に倒されるでしょう。神には助ける力があり、また倒す力があるからです」
(歴代志下25:8)

雇った兵士に力があるのではなく、神に力があるので戦いに勝利するのだということを知らせたのです。

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ここでアマジヤの本音が出ます。

「それではわたしがイスラエルの軍隊に与えた百タラントをどうしましょうか」
(歴代志下25:9)

神を信頼する方を選ぶということは、せっかく銀100タラントも出して雇った兵士達をあきらめることになるからです。

つまり、その分の賃金をただ払いするという大損を選択することになります。

1円とて失いたくない、損をしたくないという私たちの気持ちと重なります。

何と私たちは頼りにならないものに多大な出費をし、本当に頼りになる方には犠牲を払うことを惜しむでしょうか!

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神のメッセージは、

「主はそれよりも多いものをあなたにお与えになることができます」

という力強い言葉でした。

アマジヤを責めることなく、暖かく包み、神を信頼して進む方へと導く言葉です。

彼は神の言葉を選びました。

解雇された兵士達は、

「激しい怒りを発し、火のように怒って自分の所に帰った。」

とあります。

神に従う時、万事が平安で四方八方が事も無く収まる…、ということになるわけではありません。

旗色を鮮明にすれば、反対の旗色側との摩擦や抵抗を経験するのです。

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そしてもう一つ。

神に従う時には「勇気」を必要とします。

自分たちの力では足りないと思って傭兵を雇ったわけですから、

「このままでは足りないなあ…」

という不安を抱えたまま現実に直面しなければなりません。

そこで神に信頼するには「勇気」を出さなければなりません。

その結果は、

「しかしアマジヤは勇気を出し、その民を率いて塩の谷へ行き、セイルびと一万人を撃ち殺した。」
(歴代志下25:11)

とあります。

確かに神が共におられ、

「神には助ける力があり、また倒す力があるからです」

という約束を果たして下さったのです。

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勇気を持って神に従う時、失うもの以上に得るものは多いのです。

神を信頼する一日として参りましょう。

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