今日のみ言葉【No.746】(2014年 1月25日)
ヨタムはその神、主の前にその行いを堅くしたので力ある者となった。
(歴代志下27:6)
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あなたに質問です。
「1時間前に戻ったら何をしたいですか?」
勉強する、おしゃべりをする、仕事をする…。
この質問から出た答えが表すものは、
「余裕があったらしたいこと」
です。
あなたの心の中で、本当はそうしたいのに、ゆとりがなくて出来ないと思って密かに抑えている思いが、この質問によってあぶり出されます。
それが何だかわかったら、今それを行うことです。
すると、今まで何だかわからないけどモヤモヤしていた気持ちが、スーッと収まります。
本当に自分がやりたいこと、そして本当はすべきなのに言い訳をして曖昧にしていたことが見えるからです。
そして、その実現のための一歩を踏み出すと、実に手応えのある人生が始まるからです。
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この「今日のみ言葉メール」では旧約聖書を1章ずつ紐解いています。
歴代志下27章ではヨタム王の一生が短く記されています。
彼の人生は単純で統一されたものでした。
「ヨタムはその神、主の前にその行いを堅くしたので力ある者となった。」
これのみです。
神に従う人生。
その結果として、まるで副産物のように、国の繁栄や国民の安全がもたらされた時代でした。
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ただし、彼が生きていた時代は問題のない理想的な時代ではありませんでした。
アッスリアという新興国が急速に勢力を増し、外交上、隣国の北イスラエル王国やスリヤと同盟すべきか難しい選択が迫られていました。
また、父王ウジヤの時代に経済的な繁栄を極めたので、国民は物が豊かでも心の貧困さは目に余るものがありました。
この時代に活躍した預言者イザヤは、
「彼らは主を捨て、イスラエルの聖者をあなどり、これをうとんじ遠ざかった。…。その頭はことごとく病み、その心は全く弱りはてている。足のうらから頭まで、完全なところがなく、傷と打ち傷と生傷ばかりだ。」
(イザヤ1:4-6)
と表現したくらいです。
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しかしその中で、ヨタムは
「主の前にその行いを堅くした」
のです。
周囲の人がどうあろうと、それは関係ありません。
自分と神の関係がしっかりしていることが、このような混沌とした時代の中、道を踏み外すことなく生き抜くための鍵であり、そのような人が周囲の人を救っていくのです。
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あなたがすべきこと、本当はしたいと思っているのに何度も捨てていることは何ですか?
神としっかり向きあい、「主の前にその行いを堅くした」ヨタム王のように、私達もなすべきことにとりかかる一日として参りましょう。
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