今日のみ言葉【No.3594】(2025年 3月24日)「生活の処方箋(216)『宝探しの人生』」

あなたはあなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地のおもてのすべての民のうちからあなたを選んで、自分の宝の民とされた。
(申命記7:6)

——————

生活の中で、何事をするにも

「しなければならないから」

「当番だから」

というのでは、豊かな実を結ぶことは困難です。

「そうせずにはおれない」

「したくてたまらない」

という仕事と生き方だけが、いのち輝いて生きることです。

たとえば親が、

「親だから仕方がない」

「ねばならぬ」

と食事を作り、子供への義務を果たすのと、どんな犠牲を払ってもしてあげたいという思いで行動するのでは、その結果には、天と地の開きが生まれます。

どうすれば、そうせずにはおれない生き方ができるのでしょうか。

それは、どんな状況でも、その時でなければならない宝が隠されていることを覚え、それを見出す努力をなさることです。

必ず、確かなものを得ることができます。

心の姿勢を前向きにして、今週も、限りある状況の中で確かなものを見つけてまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

-*-*-*-*-*-*-

あなたは「宝探しの人生」ならぬ「あら探しの人生」を送っていませんか?

自分のダメなところは、捜さなくとも目の前に見えます。

それを

「これではダメだ。もっと良い方にしなければならない」

と改善していく生き方は、あなたをさらに成長させます。

これは、「マイナスからプラス」の生き方で、世の中の大半はこれです。

しかし、この生き方の問題点は、プラスになったとしても、安心できないことです。

「今の自分は素晴らしい」

と思っていた地点が、すぐにマイナスに転じる可能性があります。

つまり、常に自分にダメ出しをする生き方になってしまうのです。

その結果、やがて限界に達し、行き詰まってしまいます。

-*-*-*-*-*-*-

では、「プラスからプラス」の生き方とはどういうものでしょうか?

今日の聖書箇所を心に抱いて生きる生き方です。

「あなたはあなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地のおもてのすべての民のうちからあなたを選んで、自分の宝の民とされた」
(申命記7:6)

神はイスラエルを選び、ご自分の「宝の民」だと宣言されました。

この約束は、イエス・キリストを信じ、神の民として受け入れられた者にも受け継がれています。

ですから、クリスチャンであるあなたは、誰が何と言おうと、神の目から見れば「宝の民」なのです。

自分では「あら探し」しかできませんが、神が宝だと言っておられるので、自分の中の宝探しを始めるのです。

これまでダメなところばかりが目について、目を塞ぎたくなっていた自分の内側を、あえて見ようとするのですから、最初は相当な抵抗があるでしょう。

しかし、一度自分の良きものに気づき、それを認め、そして2つ目の良き部分を見出し、さらに3つ目を…、という具合に進めて行くのです。

やり慣れないことは疲れるものです。

宝探しの人生を一時中断し、あら探しの人生に戻りたくなるかもしれません。

何度も休憩を入れながら、自分の中の良いところを探し、神の恵みが与えられている部分を見つけてはやめ、あきらめては気を取り直して続ける、という作業を繰り返すのです。

そうすると、いつの間にか心に余裕が生まれ、他者の中に宝探しをしている自分に気がつくことでしょう。

そうなれば

「そうせずにはおれない」

「したくてたまらない」

という人生のエンジンがかかった証拠です。

「私は神の宝の民だ」

と何度も確認をしながら、その人生を歩んでいくのです。

-*-*-*-*-*-*-

宝を見出す今日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■YouTube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru

■御言葉メールのお申し込みをご希望の方は、メールの題名に「登録希望」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。

■御言葉メールの配信停止をご希望の方は、メールの題名に「配信停止」と明記の上、
maruyama@mikotoba.org
まで送信してください。