今日のみ言葉【No.691】(2013年11月 8日)

アダム、セツ、エノス、
(歴代志上1:1)

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2012年(平成24年)に生まれた赤ちゃんの名前ベスト5です(明治安田生命の調査)。

■男の子
1位「蓮」 2位「颯太」 3位「大翔」 4位「大和」 5位「翔太」

読めますか?

ちなみに、その50年前の1962年(昭和37年)の名前ベスト5は

1位「誠」 2位「浩」 3位「豊」 4位「徹」 5位「浩一」

です。

■女の子
1位「結衣」 2位「陽菜」 3位「結菜」 4位「結愛」 5位「ひなた」

50年前は

1位「久美子」 2位「由美子」 3位「恵子」 4位「洋子」 5位「智子」

いずれにしても、その時代の子に対する親の気持ちが名前に込められているのは間違いないようです。

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歴代志上では1章から8章まで名前の記述がほとんでです。これは15章まで続きます。

まじめに聖書を読もうとする人にとって、このような個所は読むのに難儀で大変なのではないでしょうか?

なぜそう感じるかというと、これらの名前の人物と自分とのつながりが感じられないからです。

もしこれらの名前の中に、自分の先祖の名前があったとしたら…、もし蓮君、結衣ちゃんという自分の孫の名前があったとしたら、この個所は永遠に忘れられないものになるでしょう。

そうなのです。ここは神がご自分の愛する子供たちとして人間を見ている、その神の目でもって読まなければならない個所なのです。

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聖書に慣れ親しみ、学びが深まっていくと、これらカタカナの名前の一つ一つにドラマがあることを知っていきます。

一人一人に、神の期待があり、ある者はそれに応え、ある者は期待を裏切り、破滅へと向かわざるを得ませんでした。

その一人一人の名前がここにあるのです。

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私たちも自分の名前が神の前に覚えられ、キリストを信じる者は永遠に神の前で忘れられることがないことを覚えて参りましょう。

「勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。わたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう。」
(黙示録3:5)

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誰からも忘れられても、神に覚えられている幸いを味わって参りましょう。

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